昨日、劇場や個人として、僕と接点のある方々へ劇団千年王國「贋作者」のご案内メールを送りました。
すぐに、何人もの方々からお返事やご予約を頂きました。
知り合いだからこそ、送ることのできる、暑苦しい青臭いメールですが、もしかすると観客の皆様や、まだインディペンデントシアターとは接点の無かった演劇人の人たち、演劇以外のクリエイターの人たちにも伝わる部分はあるかもしれないと思い、ここに文面を掲載いたします。
もしも、熱い想いが伝わったなら、是非とも劇場に足をお運び下さい。
※文面は、相内Pが仕事やプライヴェートで親交のある演劇関係者に送ったものです。
(以下本文)
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インディペンデントシアター相内です。
あけおめの方もいらっしゃいますかね。
今年もどうぞよろしくお願いします。
ここしばらくお会いした方々には、しつこくオススメしているので、既にご存知の方も多いかと思いますが、どうしても相内が皆様に観ていただきたい作品なので、今一度宣伝させて下さい。
来週末、二度目の大阪公演で上陸する劇団千年王國「贋作者」を是非とも観て下さい!
明治時代を舞台に贋作絵師たちと周囲の人々の本物を求める葛藤を描くエンターテイメント作品です!
劇団千年王國「贋作物」
1/30(土)19:00
1/31(日)13:00・18:00
2/1(月)13:00
料金:前売2,500円/当日3,000円
会場:インディペンデントシアター2nd
僕の昨年の観劇ベスト1であるばかりか、
http://aiuchi-p.seesaa.net/article/138116635.html
(↑相内の昨年の観劇記録)
昨年11月に札幌で上演された際には札幌舞台芸術賞 演劇大賞(グランプリ)も受賞しました。
劇団千年王國は、札幌の演劇シーンを代表するカンパニーであると同時に作・演出の橋口幸絵さんは若手演出家コンクール2005で最優秀賞と観客賞をダブル受賞するなど全国的にも評価が高く、全国の演劇人たちから慕われています。
http://i-theatre.seesaa.net/article/137062941.html
(↑大阪公演への応援コメント)
それは、橋口さん自身に会い、彼女の創る作品を観れば納得。
演劇へのほとばしる情熱全てが俳優たちの体を通して舞台上に表現されています。
みなさんより一足先に11月札幌で「贋作者」を観た時には、ラストシーンのあまりの感動に終演後しばらく席を立てなかったり、ラスト前から涙腺決壊状態で、アフタートークで舞台に上がらなくてはいけないのに目が赤かったり。(僕が女性なら、絶対にメイク直しが必要な状況でした。)
頂いた台本を大阪に戻る飛行機の中で読んでいたら、シーンが甦って来てまた泣いてしまったり…。
とにかく、魂を揺さぶられる作品なんです。
芝居に限らず、何かを追求したい、上手くなりたい=「ホンモノを求める」全ての人の琴線に訴えかけてくる作品です。
「本物と贋者の違いとは」
「ニセモノの中にもホンモノがある」
「自分らしく生きることは何故困難なのか」
本物と贋者の間で、江戸から明治への時代の狭間で、もがき葛藤する人々の群像は、今を生きる僕たちとも変わらない普遍的な人の生き様です。
そして、千年王國の武器の一つが圧倒的に完成された「絵=ビジュアルイメージ」です。
「贋作者」では、主人公が絵に向かい筆を下す瞬間のストップモーション、必殺技を放つ瞬間のようなエンターテイメント性と極限まで完成度を高めたアート性が合致したような一瞬!
ラストシーンの圧倒的なまでの存在感(本当に感動的なので、是非直接味わって頂きたいから書けません!)
これらの様子は過去の作品からも感じ取って頂けると思います。
http://i-theatre.seesaa.net/article/138407743.html
(↑10年間の作品を一挙紹介!)
こんなに長々と褒めちぎって、本当に面白いのか?
とお思いの方もいらっしゃると思います。
そこで、僕の作品への自信と覚悟を証明するために、
こんなキャンペーンをやっています。
「劇団千年王国『贋作者』が、もし面白くなければ全額返金します。キャンペーンby 相内唯史」
http://i-theatre.seesaa.net/article/134772905.html
もしも、観ていただいて納得いかなければ全額を相内が私費で返金します。
劇団さんは、きちんと作品を上演したのですから対価を受け取る権利があります。
薦めた僕が悪いのですから、僕が返金します。もっとも返金を求める人は居ないという自信の元にやっていることです!
でも、「1月最終週は、面白い&観に行かなきゃいけない芝居がいっぱいだよ」というあなた!こんなキャンペーンもやっています!
「絵師たちの物語・W観劇キャンペーン」
http://i-theatre.seesaa.net/article/138709782.html
同じ週に、應典院さんでは劇創ト社deネクタルグン「10人写楽」も上演されています。
どちらも絵師たちを主人公にした物語ということで、合同観劇キャンペーンを実施。2作品両方観ると500円お得です!
二つ観るとまた違う視点が生まれるかもしれません。
ここまで来て「観たいと思うけど、どうしても今月はお金が…」という人。
先着10名さまに限り、相内が代わりに払います!招待ではありません。
ロビーで待機している相内があなたの代わりに自分の財布からお支払いします。
その位、本当にみなさんに観てほしい作品なんです。
どうですか、少し嫉妬しましたか?うちももっと応援してくれよ!と思いましたか?
だったら是非まずこれを観て下さいよ。
その上で、俺たちはもっとヤレる!と相内にアピールして下さい。
僕は、今の関西小劇場に足りないのは、そういうメラメラした熱さだと思うんです。
千年王國の橋口さんは、関西小劇場が一番熱かった時期に大阪へやってきて、その熱い魂を札幌に持ち帰り劇団を旗揚げしました。
いわば、この大阪公演は、関西への恩返しであり戦線布告なんです!
千年王國の大阪公演を契機に、熱い演劇魂が関西を焼き尽くすことを、僕はひそかに期待していたりするのです…。
是非とも来週、劇場のロビーで皆様にお会いできることを期待しています。
長文、誠に失礼いたしました。僕の熱い思いが伝われば幸いです。
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(本文ここまで)
お読み頂いた皆様、何か伝わるものがありましたら、
是非ご来場下さい。
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2010年01月23日
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