4/10(火) [1]14:00〜15:00 [2]15:00〜16:00
4/17(火) [1]14:00〜15:00 [2]15:00〜16:00
4/24(火) [1]14:00〜15:00 [2]15:00〜16:00
※基本先着順、各1時間1日2組
※開始後様子をみながら、時間や今後の日程を調整します。
費用:無料(完全予約制)
場所:インディペンデントシアター2nd事務所
内容:各自の問題意識、テーマに基づく個別相談
担当者:劇場制作:笠原/劇場プロデューサー:相内
※基本的に相談内容に合わせて、いずれか1名が担当します。
申し込み方法: theatre@west-power.co.jp に以下の内容をお送りください。
(1)件名:制作相談希望
(2)お名前、所属(団体名)、役職(主宰・制作など)、希望日時(第1〜2希望)
(3)ご連絡先のメールアドレスと携帯番号
(4)相談したい内容をなるべく具体的に
折り返し、こちらから日程やご相談時に必要な資料などをご連絡いたします。
良いタイトルが思いつかないので仮称ですが、はじめます。
昨日、劇場プロデューサー相内が、演劇ユーストリーム企画「SP水曜劇場」の特別企画「ゆとりサミット〜関西小劇場開戦前夜〜公開作戦会議」に招かれて、若い演劇人たちとトークセッションしてきました。
いまだまみえる機会の無かった、若い演劇人との交流はある意味刺激的で、彼らの持つ良さと、抱える問題点が浮き彫りになったと感じました。
また、オープンに話した方が良いことと、クローズドに話したことが良いことも見えたように思います。
そうした中で、以前から考えていたことですが、劇場としてもっと積極的に制作的な相談に答えていくべきだなぁという結論に至りました。
インディペンデントシアターでは、これまでも非公式にインディペンデントシアターの使用の有無に限らず、たくさんの劇団や制作者や主宰の相談を受けてきました。
そうした中から生まれて来た劇場企画もたくさんあるのです。(つまり劇団が「こんなことしたいねん!」って言ったから作った仕組みや企画)
何でもかんでも頼られても困りますが、創り手が必要だと思えば劇場に相談し、劇場はそれに可能な限り応えるのは、当劇場のポリシーとしてはごくあたりまえのことです。
しかし昨日の話し合いの場で「なかなか相談しずらい」「こんなことを聞いても良いのか不安だ」という声をもらったので「じゃ、これもきちんと制度化した方が相談に来やすいのかな?」ということでオフィシャルに相談の場を設けるので、利用したい人は気軽にどうぞ〜っていう事です。
無料というと、偽善的だと考える人たちもあるかもしれませんが、そんなつもりは全くありません。
根本にあるのは「演劇がより多くの人たちに愛されるものになって欲しい」という思いであり、同時にそれは自分たちの為です。
インディペンデントシアターが生き残るためには、力ある演劇人が活動を続けていてくれなくてはいけません。演劇の未来を創る次世代が育たなくてはいけません。それを望む観客が増えなくてはいけません。
偽善ではなく、僕たちが明日も演劇でご飯を食べるために、そして同じように演劇でご飯を食べれるようになる人が増えていくために必要だと思うからやります。
かといって、インディペンデントシアターの営業活動をする気もありません。結果的に営業になる場合はありますが(笑)
これまで、劇場の使用以前に受けた相談の中で「貴方達には他の劇場の方が合っている」とお勧めした事も少なくありません。その相談者にとってのベターを一緒に探りたいと考えています。
もちろん、僕たちの考えや意見が必ずしも正しいとは限りません。人の人生がパターン化できないように、劇団の歩みはそれぞれ違うからです。
それでも、今、関西圏で最も多くの公演が行われている劇場(1stは2000年10月オープンから2012年3月までの138か月で500公演を超えました=月平均3.6公演。※「火曜日のシュウイチ」「火曜日のゲキジョウ」といった変則ロングラン公演は含まず。2ndも間もなく300公演で月平均3公演)であるという自負、つまりそれらの公演の成功と失敗を10年以上に渡って目の当たりにし続けているという事。
劇場自身が企画製作するプロデュース公演を多数上演することで、劇団と同じ目線で制作的困難や問題点に直面し解決を図ってきた事。
劇場プロデュース作品の全国ツアーや劇団の他地域進出サポートなどを通して、地域に対する豊富な接点や人脈を持っている事。
これらはまぎれのない事実です。
インディペンデントシアターはこれらの経験や知識を、もっとみんなで共有できたらと思うのです。でも、最初に書いたように、事情や環境はそれぞれ異なるので、集まってワイワイじゃなく個別相談に、その方が掘り下げてお話できます。僕たちの経験や考えを聞いて、自分たちで咀嚼し、アレンジして実行し、活かしてくれたらなぁと思うのです。
ユーストの放送内でもお話ししましたが、「これイイじゃん!と思ったらすぐにやり始め、実りがないと感じたらすぐに改める勇気を持っているのがインディペンデントシアター」だと思っています。
本当は、先日発表した通り、1stに劇場事務所が移転して、サロンが定着してから始めようと思っていましたが、昨日の今日!明日の為に今すぐはじめます!
聞きたいことある人、この指と〜まれ!
劇場プロデューサー:相内唯史
P.S.試験的に制度化していますが、上記の日程に限らずこれまで通り、相談がある方は劇場や相内にアポをとって相談におこし頂いて大丈夫ですからね〜。また一過性の事ではないので「今すぐ相談しなきゃ」って焦らなくても大丈夫です。もちろん「牛乳に相談だ!」(←古い?)くらいの気軽さでも全然かまいません!