
withハタチ枠
いつもインディペンデントシアターとINDEPENDENTへの応援、ご来場誠にありがとうございます。
今年のINDEPENDENT:20トライアル枠+ハタチ枠の審査ですが、6月2日(火)〜3日(水)の二次公開審査、7月14日(火)の三次公開審査をともに中止し、7月中旬にINDEPENDENTプロデュースチームによる非公開審査にて実施いたします。
INDEPENDENTにとって、トライアルは、観たい作品・応援したい創り手をお客様と運営が一緒に選び出すという、とても大切な企画であり、INDEPENDENTに挑戦する創り手にとっても、自身の作品を観客に真剣に観てもらい真剣に選んで貰うという非常に貴重な機会です。
可能な限り実施に向けて調整を行ってまいりましたが、今年度はお客様を入れての公開審査は難しいと断念いたしました。
大阪府は、独自のガイドラインに従って営業自粛の緩和が始まっており、条件つきながら劇場も開場は可能です。しかしながら客席数を減らし感染防止対策を十分にとる必要があります。トライアルは、観客審査による作品の支持率によって決まる企画です。観客の数が少なければ、観客一人が占める支持率の割合が大きくなり、投票の平等性、結果に及ぼす多様性を担保することが出来ません。
また、劇場や社会環境も、新型コロナウィルスの影響下の中でいかに再開していくかを模索している段階であり、現状ではまだ十分な体制を取ることが難しいと判断しました。
非公開のプロデュースチームによる審査であれば、参加者同士の接触や感染リスクを最小限に減らして実施する事が可能です。さらに緊急事態宣言下で十分に作品準備を整える事が出来なかった期間を考慮して、6月の二次審査を飛ばし、7月に審査を実施する事といたしました。
例年、観客のみなさまも、運営チームも、そして過去INDEPENDENTに関わった多くの創り手も楽しみにしているこの企画を、公開で実施できない事は大変残念ですが、何とか今年20回目を数える11月末の「INDEPENDENT:20」の開催に繋げるためにも、ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
INDEPENDENT総合プロデューサー 相内唯史