
いつも劇場への応援・ご来場ありがとうございます。
先日、インディペンデントシアターが参加している「全国小劇場ネットワーク」のクラウドファンディングが無事に終了いたしました。
最終的に、1061人の方々から13,192,000円のご支援を頂きました。
ご支援頂いた皆様、CFの賛同人に名を連ねて頂いた方々、CFの情報の拡散にご協力頂いた皆様、本当に深く感謝申し上げます。
CFに参加する事を決めた時、これまで漠然としかとらえることの出来なかった、お客様や創り手からのインディペンデントシアターへの期待や想い、といったものに触れられるのでは無いだろうかと期待しました。
ご支援頂いた人数や金額といったもの以上に、ご支援くださった皆様の応援のコメントが何より嬉しく力になりました。
劇場や演劇を求めて下さる方の熱い思いこそが、インディペンデントシアターにとっては、今回のCFの最大の成果です。
その期待に応えられるように、頑張って参ります。
このCFが始まる時とは、社会の状況も、演劇を取り巻く状況も大きく変わってしまいました。
全国小劇場ネットワークでは、このCF運営中の約2か月半の間、毎週ミーティングを重ね(時には3日連続や、6時間越えの時も…)、それぞれの劇場を取り巻く状況の変化、社会や演劇界のトピックスに関して、情報を共有し、より良い未来の為に知恵を絞り、互いを支え合いながら過ごしてきました。
劇場はハードではありますが、それを運営し創り手と共に歩んでいくのは人です。もしもこのネットワークとミーティングが無く、孤独だったならと考えると、おそらくもっと苦しい思いに苛まれていたかもしれません。
全国に志をもった仲間が居る事が大きかったし、それぞれの環境や、地域の感染拡大状況などに違いがあることが、むしろ広い視野や情報をもたらしてくれたと思います。
劇場の「再開」支援を求めてスタートしたこのCFですが、全国小劇場ネットワークの多くの劇場も、それぞれ活動の幅はありますが、劇場を「再開」し、今各劇場ができる&求められている取り組みを始めています。
インディペンデントシアター1stも、7/13〜14「INDEPENDENT:20トライアル審査」の無観客開催から再開し、7/18〜19「劇団すかんぽ長屋」で約4か月振りにお客様をお迎えしました。8月末で一旦クローズとなるインディペンデントシアター2ndも、8/1〜2「大阪・演劇創作ワークショップ上演会」でクロージングシリーズを幕開けし、無事に月末のステージタイガーと彗星マジックの2公演を終えられるようにと準備を進めています。
「再開」が始まりましたが、劇場や演劇を取り巻く状況は、むしろ緊急事態宣言の出ていた時期よりも厳しくなってきています。
しかし頂いたご支援と想いに応えるべく、インディペンデントシアターは、表現者の最初のステップであり最後の砦として闘い続けて参りたいと思います。
今後とも応援よろしくお願いいたします。
2020年8月7日 インディペンデントシアター劇場プロデューサー:相内唯史
P.S.全国小劇場ネットワークのCFは終了いたしましたが、いくつかの参加劇場の個別の支援事業が継続中です。ご縁がある会場などありましたら、是非支援のご検討お願いいたします。
(1)【ナビロフト救済基金】8/10まで
https://naviloft1994.wixsite.com/navi-loft/fund
(2)【劇団うりんこ応援プロジェクト】8/10まで
https://camp-fire.jp/projects/view/274599
(3)【若葉町ウォーフをアジアの舞台表現の<波止場(wharf )>に】8/10まで
https://motion-gallery.net/projects/wharf-workshop
(4)【d-倉庫存続へ、ご支援のお願い】あと42日
https://camp-fire.jp/projects/view/302418