新型コロナウィルス感染症との闘いも3年を過ぎ、2023年5月8日以降、感染症法上の位置づけが5類へ引き下げとなり、感染防止対策は大きく変わりました。様々な条件が緩和され、コロナ以前の状態に戻せる場面も多く出てくると思います。
しかし一方で新型コロナが無くなったわけでも、感染の心配がなくなったわけでも全くありません。多くの人が軽症で済む反面、命を落とす人やその後の人生に影響する後遺症が残る人もいる危険な病気であることは変わりありません。
特に劇場という空間には、健康な方だけでなく、高齢者や重症化リスクの高い方など、多様なお客様がご来場されます。ご自身だけでなく、他の方の安全・安心にも配慮し、感染対策を今しばらく継続する必要があると考えます。
また、5類への引き下げで、無症状・無自覚の感染者が市中に増加する懸念が高まります。一方、公演中止などに伴うコロナ禍での支援や助成制度はほぼ終了しました。万一の際の損害は完全に公演主催者にかかって来る形になります。
これからは「いかにして座組を感染リスクから守り公演を無事に終了させるか」という部分にも重点を置いて対策を考える必要性があり、当劇場のガイドラインが公演主催者の自衛の為の一助にもなればと考えています。
上記のような観点から、当劇場では引き続き公演実施ガイドラインを改訂して使用いたします。
ご不便をおかけいたしますが、ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
このガイドラインは今後の状況の変化や、他劇場・他業界の事例などを踏まえて変更される場合がございます。劇場のご利用・ご来場前には、変更が無いか再度ご確認下さい。
いわゆる「業種別ガイドライン」は廃止となりましたが、各事業者が必要に応じてガイドラインを策定し、利用者等に要請する事は認められています。
●利用団体にお願いするガイドライン(ver.3)
●お客様にお願いするガイドライン(ver.3)
●主な変更点
・公演前のPCR・抗原検査は特に推奨しない。ただし体調管理に十分気を付ける
・公演関係者リストの提出は不要に、ただし公演主催者から連絡が取れる体制は整えておく
・大阪府指定の「感染防止策チェックリスト」は廃止
・劇場施設内でのマスク着用は、関係者・観客とも基本的に継続
・仕込みバラシ時などのマスク着用は、団体内で感染リスクをしっかり検証した上で判断
・条件付きでケータリングの実施を再開
・舞台と客席の距離の制限を緩和(2m推奨1m以上必須)
・お客様リストの整備を緩和、万一の為に予約代表者の連絡先取得のみ
・出演者との面会を条件付きで緩和
・観客の入場前検温は廃止、アルコール等消毒液による手指消毒は推奨
・公演関係者の検温は、毎日入館時に実施し体調不良の有無を確認
2023年05月19日
2023年03月12日
3/13以降のマスク着用について
2023年3月13日以降の劇場設備内でのマスクの着用につきまして
いつもインディペンデントシアターへのご来場、応援、誠にありがとうございます。
みなさまご承知の通り、政府より3月13日よりマスクの着用は屋内・屋外を問わず、個人の判断に委ねる旨の方針が示されました。(合わせて、会場や公演の主催者の判断で着用を要請することも可能)
これを受けましてインディペンデントシアターといたしましては、3月13日以降も当面の間は、劇場施設内ではマスクの着用をお願いして参りたいと思います。理由といたしましては主に以下の通りです。
1.公演関係者の健康と安全を守るため
劇団や公演に関わる関係者は、公演前の稽古段階から慎重に健康管理を徹底して本番に臨んでいます。それでも感染を防ぎきる事ができず中止となった公演がこれまでも多数ありました。公演中止でもっとも損害を受けるのは劇団をはじめとする公演主催者です。感染リスク・公演中止のリスクをわずかでも下げるためにお客様にはご不便をおかけいたしますが、ご協力をお願いしたいと思います。
2.マスク着用の一定以上の効果と安心感
インディペンデントシアターは1st・2nd共に新しい劇場のため、最新の設備によって必要十分な換気能力を持っています。しかしながら大きな劇場と違い、客席と舞台の一体感を重視して設計された小劇場の客席はやはり密な空間であると思います。報道での街頭インタビュー等を見ると、感染症対策の方針が変化していっている現状、まだ不安に思う方も多いことが実感されます。また劇場は幅広い年齢層や様々な方がご来場される多様性の高い場所です。マスク着用は新型コロナ以外にもインフルエンザや他の感染症にも一定の効果があり、様々な事情を持つ方を相互に思いやる気持ちが大切だと思います。マスクの着用による飛沫感染リスクの軽減効果は、観客・創り手の両方に安心感を与えてくれると考えます。
劇場スタッフも、お客様や劇場利用者の方と対面する時は引き続きマスクを着用し、事務所内など他のスタッフと距離が取れる場所では着用を任意とさせて頂きます。
この劇場内でのマスク着用のお願い継続は、5/8の5類引き下げ以降の状況の推移を懸案させて頂き、ひとまず6月頭頃に再び判断をさせて頂きたいと考えています。
インディペンデントシアターとしましては、今後も引き続きお客様に安心して観劇頂き、公演主催者の皆様には安全に劇場をご利用頂くために、感染症対策には十分注意をはらっていきたいと思います。
5月8日からの新型コロナの5類への変更に伴いまして、当劇場の感染防止ガイドラインも改訂を進めている所です。
お客様におかれましてもご理解とご協力を頂けますよう、何卒よろしくお願いいたします。
いつもインディペンデントシアターへのご来場、応援、誠にありがとうございます。
みなさまご承知の通り、政府より3月13日よりマスクの着用は屋内・屋外を問わず、個人の判断に委ねる旨の方針が示されました。(合わせて、会場や公演の主催者の判断で着用を要請することも可能)
これを受けましてインディペンデントシアターといたしましては、3月13日以降も当面の間は、劇場施設内ではマスクの着用をお願いして参りたいと思います。理由といたしましては主に以下の通りです。
1.公演関係者の健康と安全を守るため
劇団や公演に関わる関係者は、公演前の稽古段階から慎重に健康管理を徹底して本番に臨んでいます。それでも感染を防ぎきる事ができず中止となった公演がこれまでも多数ありました。公演中止でもっとも損害を受けるのは劇団をはじめとする公演主催者です。感染リスク・公演中止のリスクをわずかでも下げるためにお客様にはご不便をおかけいたしますが、ご協力をお願いしたいと思います。
2.マスク着用の一定以上の効果と安心感
インディペンデントシアターは1st・2nd共に新しい劇場のため、最新の設備によって必要十分な換気能力を持っています。しかしながら大きな劇場と違い、客席と舞台の一体感を重視して設計された小劇場の客席はやはり密な空間であると思います。報道での街頭インタビュー等を見ると、感染症対策の方針が変化していっている現状、まだ不安に思う方も多いことが実感されます。また劇場は幅広い年齢層や様々な方がご来場される多様性の高い場所です。マスク着用は新型コロナ以外にもインフルエンザや他の感染症にも一定の効果があり、様々な事情を持つ方を相互に思いやる気持ちが大切だと思います。マスクの着用による飛沫感染リスクの軽減効果は、観客・創り手の両方に安心感を与えてくれると考えます。
劇場スタッフも、お客様や劇場利用者の方と対面する時は引き続きマスクを着用し、事務所内など他のスタッフと距離が取れる場所では着用を任意とさせて頂きます。
この劇場内でのマスク着用のお願い継続は、5/8の5類引き下げ以降の状況の推移を懸案させて頂き、ひとまず6月頭頃に再び判断をさせて頂きたいと考えています。
インディペンデントシアターとしましては、今後も引き続きお客様に安心して観劇頂き、公演主催者の皆様には安全に劇場をご利用頂くために、感染症対策には十分注意をはらっていきたいと思います。
5月8日からの新型コロナの5類への変更に伴いまして、当劇場の感染防止ガイドラインも改訂を進めている所です。
お客様におかれましてもご理解とご協力を頂けますよう、何卒よろしくお願いいたします。
インディペンデントシアター・劇場プロデューサー:相内唯史
2022年03月22日
劇場ガイドライン改定のお知らせ
新型コロナウィルス感染症との闘いも 2 年を過ぎました。状況は一進一退を繰り返しなかなか安定しませんが、ワクチン接種の進行や治療薬・治療方法が徐々に進展してきたことから、少しずつ上向いてはいます。
しかしながらきわめて感染力の高い新型株が拡散するなど、人々の健康や経済活動に打撃を与える危険な状況が続いている事には変わりありません。
油断することなく、公演関係者と来場者の健康と安心を守り、表現活動を継続していけるように、現在の状況に合わせて、当劇場の公演実施ガイドラインを改訂いたします。
このガイドラインは、公演の主催団体に関しては準備段階と劇場使用前後 、ご来場頂くお客様にはご来場前後にお守り頂く内容となります。
劇場・劇場利用者・観客の三者でガイドラインを守ることで、劇場での感染リスクを可能な限り下げて参りたいと思います。
また、劇場でのリスクを下げても、日常生活や職場など様々な場面でも対策を取る事が必要なことを改めてご承知おき下さい。
●利用団体にお願いするガイドライン(ver.2)
●お客様にお願いするガイドライン(ver.2)
●1stのコロナ対応標準配席図(100%)
●2ndのコロナ対応標準配席図(100%)
●改定のポイント
・客席の使用率を100%(標準で1stが62席、2ndが120席)に設定
これまで当劇場では、お客様の安全と心理的な安心にも配慮して 50%→75%と慎重に客席数を緩和してきましたが、今回大阪府下に出されていたまん延防止等重点措置の解除を受けて、 2022 年 3/22 以降、条件付きで客席を100%まで使用可とします。(原則としてこれからチケットを発売するもの。既にチケット発売済みの公演は、別途基準がありますのでお問い合わせ下さい。)
・新たな項目の追加
これまで、ガイドラインの文章上には記載せず、利用団体との公演打ち合わせ等でお願い・お伝えしていた項目の一部や、演劇界・イベント業界でスタンダード化した注意すべき項目、あるいは新たなエビデンスに基づき追加するべきと判断した項目を、ガイドラインに追加記載しました。また一部不要となった古い記載を削除いたしました。
しかしながらきわめて感染力の高い新型株が拡散するなど、人々の健康や経済活動に打撃を与える危険な状況が続いている事には変わりありません。
油断することなく、公演関係者と来場者の健康と安心を守り、表現活動を継続していけるように、現在の状況に合わせて、当劇場の公演実施ガイドラインを改訂いたします。
このガイドラインは、公演の主催団体に関しては準備段階と劇場使用前後 、ご来場頂くお客様にはご来場前後にお守り頂く内容となります。
劇場・劇場利用者・観客の三者でガイドラインを守ることで、劇場での感染リスクを可能な限り下げて参りたいと思います。
また、劇場でのリスクを下げても、日常生活や職場など様々な場面でも対策を取る事が必要なことを改めてご承知おき下さい。
●利用団体にお願いするガイドライン(ver.2)
●お客様にお願いするガイドライン(ver.2)
●1stのコロナ対応標準配席図(100%)
●2ndのコロナ対応標準配席図(100%)
●改定のポイント
・客席の使用率を100%(標準で1stが62席、2ndが120席)に設定
これまで当劇場では、お客様の安全と心理的な安心にも配慮して 50%→75%と慎重に客席数を緩和してきましたが、今回大阪府下に出されていたまん延防止等重点措置の解除を受けて、 2022 年 3/22 以降、条件付きで客席を100%まで使用可とします。(原則としてこれからチケットを発売するもの。既にチケット発売済みの公演は、別途基準がありますのでお問い合わせ下さい。)
・新たな項目の追加
これまで、ガイドラインの文章上には記載せず、利用団体との公演打ち合わせ等でお願い・お伝えしていた項目の一部や、演劇界・イベント業界でスタンダード化した注意すべき項目、あるいは新たなエビデンスに基づき追加するべきと判断した項目を、ガイドラインに追加記載しました。また一部不要となった古い記載を削除いたしました。
2021年10月28日
新1stに音声モニター導入!
新1stに音声モニターを導入しました!
ここしばらく新2ndの話題ばかりでしたが、インディペンデントシアターグループは常に劇場をより良くしようと動いております。(予算には限りがあるので直ぐできないことも多いですが…)
新1stは、これまで楽屋のモニター環境は暗視映像のみでした。楽屋が舞台の真上で、余程でなければ舞台上の台詞や音響が充分聞こえてくるので音声モニターまでは要らないかな〜という判断でした。
しかし運用していく中で「やっぱり音声モニターもあると安心」というご要望を頂いておりました。確かに旧1stよりも静かな芝居が増えたり(コロナ禍の影響も少しあるのかな…。)、きっかけを取りやすい音響効果などの無い作品も増えている事もあり、この度音声モニターも導入しました。

マイクは客席バトン上、舞台正面ネライでコンデンサーマイクを仕込んでいます。ハンガー吊りなので、照明の仕込みなどで、位置を少し動かしたいなどにも対応可能です。

楽屋の映像モニターの下にミキサーとモニタースピーカーを追加設置。コスパ重視で安価な機材ですが、シンプルで使いやすいし必要十分です!
新1st、新2ndともにこれからも常に改善を続けて行きます。いつ来ても使いやすくなっている劇場=インディペンデントシアターに今後ともご期待ください!
ここしばらく新2ndの話題ばかりでしたが、インディペンデントシアターグループは常に劇場をより良くしようと動いております。(予算には限りがあるので直ぐできないことも多いですが…)
新1stは、これまで楽屋のモニター環境は暗視映像のみでした。楽屋が舞台の真上で、余程でなければ舞台上の台詞や音響が充分聞こえてくるので音声モニターまでは要らないかな〜という判断でした。
しかし運用していく中で「やっぱり音声モニターもあると安心」というご要望を頂いておりました。確かに旧1stよりも静かな芝居が増えたり(コロナ禍の影響も少しあるのかな…。)、きっかけを取りやすい音響効果などの無い作品も増えている事もあり、この度音声モニターも導入しました。

マイクは客席バトン上、舞台正面ネライでコンデンサーマイクを仕込んでいます。ハンガー吊りなので、照明の仕込みなどで、位置を少し動かしたいなどにも対応可能です。

楽屋の映像モニターの下にミキサーとモニタースピーカーを追加設置。コスパ重視で安価な機材ですが、シンプルで使いやすいし必要十分です!
新1st、新2ndともにこれからも常に改善を続けて行きます。いつ来ても使いやすくなっている劇場=インディペンデントシアターに今後ともご期待ください!
2021年06月15日
新2ndの資料(暫定版)を公開

工事がほぼ完了し、オープン準備を進めている新2ndの図面や資料を公開いたしました。
なお、最終準備中の暫定版となりますので、機材リストなど一部数量が予定などとなっている部分がございますのでご注意下さい。
[新2nd使用料金表]
http://itheatre.jp/pdf/2nd2G-price.pdf
新2ndの使用料金表です。新築及び設備機材を大幅に増強しましたが、現在の演劇を取り巻く状況、関西の他劇場の動向などを考え、なるべく多くの方がお使い頂けるリーズナブルな料金を実現すべく、旧2ndの使用料を据え置きとさせて頂きました。
さらに、新2ndをホームとして、多くの団体に使って頂きたいと考え、日数を長く使えば使うだけお得になる長期利用割引プランを導入いたしました。これまでよりお得に1日でも多く使って動員増やクオリティアップに取り組んで頂ければと思います。
[新2nd予定機材リスト]
http://itheatre.jp/pdf/2nd2G-kizai-s.pdf(音響)
音響周りはメインスピーカーを大幅にパワーアップし、天井高が高くなった分のフォローとして、フロア使用分のサポートスピーカー及びサブウーハーも追加しました。使用可能SP数の増加でアウトチャンネルが不足がちになる事に合わせて、遂にデジタルミキサーを導入しました。
2ndのクラスになると、プロの音響さんはほぼご自身の卓を持ち込まれるので、小屋卓は初心者やアナログ卓しか扱った事の無い方にも触りやすいシンプルな仕様のALLEN&HEATH Qu-24 Cを選択しました。
http://itheatre.jp/pdf/2nd2G-kizai-l.pdf(照明)
照明は、タッパが高くなったことに伴い、1KWのフレネルと凸を追加しました。主にシーリングやフロントで使われるかと思います。さらに1KW機材の追加に合わせて電源ユニットを3KW12ch仕様を1台増設しました。照明総主幹も300Aに増強しています。LED系機材を使用するための平行電源もキャット上の各所に配置し、こちらは照明主幹とは別回路なのでかなりの電力をお使い頂けます。常設のDMX回線もキャット上に用意しているので、DMX引き回しも比較的楽に作業できるかと思います。
http://itheatre.jp/pdf/2nd2G-kizai-b.pdf(舞台)
舞台備品は基本旧2ndから引き継いでいます。タッパが高くなったことに伴い、幕は全て新調しました。旧2ndでは、正規備品ではなく使用団体や美術さんが置いていってくれたパネルや人形などを使用していましたが、痛みが激しかったため旧2nd撤収時に廃棄し、新調に関しては現在検討中です。
[新2nd舞台図面]
1/50舞台平面図
http://itheatre.jp/pdf/2nd2G-zumen-b.pdf
1/50舞台平面図ギャラリー重ね版
http://itheatre.jp/pdf/2nd2G-zumen-b.pdf
バトン図(キャット構造図)
http://itheatre.jp/pdf/2nd2G-zumen-l.pdf
断面図
http://itheatre.jp/pdf/2nd2G-danmen.pdf
推奨台割図面
http://itheatre.jp/pdf/2nd2G-daiwari.pdf
標準配席図
http://itheatre.jp/pdf/2nd2G-zumen-z.pdf
3Fの劇場部分の平面図は、通常のものと、ギャラリー部分を重ね合わせたものの2パターンを用意しています。バトン図はキャット上とキャット下の2層あるため、少々図面が複雑になっています。断面図や推奨台割図などもご用意しました。標準配席図は、ロールバック席に加え、舞台形状および感染症の状況によって追加可能な席も含め記載しています。ギャラリー部分にも追加席を出せそうですが、実際に使用してみての検証が必要と考えられるため、現状は配席図には反映しておりません。
暫定ではありますが、ほぼ全ての資料を公開いたしました!
劇場の見学中も開始いたしました。当面の間はご予約済みの団体優先とさせて頂きます。状況が落ち着いて来ましたら、今後使用検討したい団体の見学も受付いたします。使用予定にない団体の見学は、概ね8月以降になるかと思われます。
おかげさまで年内のご予約はほぼ詰まっております。来年1月以降はまだまだ空いていますので、是非「INDEPENDENT:4SS」からスタートする杮落しシリーズでご来場頂き、気にいったらご利用をご検討下さい!
2021年05月20日
新2nd杮落しラインナップ2

ラインナップ発表第二弾!
企画名:新2nd杮落しシリーズ
会場:in→dependent theatre 2nd
日程:2021年7月〜10月
●ももちの世界
「華指1832」
予定日程:9月9日(木)〜9月13日(月)
https://momochinosekai.tumblr.com/
●Cheeky☆Queens
予定日程:9月17日(金)〜9月20日(月祝)
https://starjacks-cheekyqueens.bitfan.id/
●The Stone Age ヘンドリックス
「頭なら前からおかしい」
予定日程:10月8日(金)〜10日(日)
https://stoneage.yamagomori.com/
●彗星マジック
「ラルカノウッド」
予定日程:10月15日(金)〜10月17日(日)
https://suiseimagic.uijin.com/
※日程は現在の公演予定日(延長・短縮など今後変更になる場合があります。)
建設工事も大詰めの新2nd杮落しシリーズですが、5/3のラインナップ発表第一弾に続き、第二弾を発表いたします。これでラインナップが揃いました!
ラインナップ第一弾はコチラ!
1stをホームにしてくれているももちの世界が新2ndに初登場!続いては初代2ndクロージングシリーズ参加予定(コロナ禍のため中止)だったCheeky☆Queensがいち早く新2ndに。さらにThe Stone Ageとして初代2ndでも沢山の作品を上演してくれたThe Stone Age ヘンドリックス。最後は、初代2ndのクロージングも務めた彗星マジックが書下ろし新作でシリーズを締めくくります。
第一弾も合わせて、どれも自信をもっておススメできる、見逃せないカンパニー・作品となっています。新2nd杮落しシリーズご期待ください!
そして新2ndの客席ロールバックも完成。イメージカラーの赤が完全ブラックボックスに映えます。2ndのイメージをはるかに超える新2ndにご期待ください。
2021年05月03日
新2nd杮落しラインナップ1

ラインナップ発表第一弾!
企画名:新2nd杮落しシリーズ
会場:in→dependent theatre 2nd
日程:2021年7月〜10月
●最強の一人芝居フェスティバル
「INDEPENDENT:4SS / JAPAN TOUR」大阪
予定日程:7月15日(木)〜19日(月)
https://independent-fes.com/
●アガリスクエンターテイメント
「かげきはたちのいるところ」
予定日程:8月13日(金)〜15日(日)
http://www.agarisk.com/
●DULL-COLORED POP
「出産(仮)」
予定日程:9月1日(水)〜5日(日)
http://www.dcpop.org/
●ばぶれるりぐる
「いびしない愛」
予定日程:9月30日(木)〜10月3日(日)
https://babureruriguru.wixsite.com/babureruriguru
※日程は現在の公演予定日(延長・短縮など今後変更になる場合があります。)
先日、新2ndの情報とともに開催を発表させて頂いた「新2nd杮落しシリーズ」のラインナップ第一弾を発表いたします。これでラインナップの約半分です。
スタートは劇場の看板企画でもある、最強の一人芝居フェス。続いては旧1stでの公演以来で2nd初登場のアガリスクエンターテイメント。そして旧2ndでの福島三部作の記憶も鮮明なDULL-COLORED POPが杮落しに「出産」というテーマで登場!さらに新旧1stをホームにしてくれているばぶれるりぐるが劇作家協会新人戯曲賞受賞を引っ提げて2nd初登場。
どれも自信をもっておススメできる、見逃せないカンパニー・作品となっています。続くラインナップ第二弾の発表もお楽しみに!
新2ndの建設の方は順調に進行中。外壁の作業が終わり足場の解体が始まって、外観がみえてきましたよ!
バルコニーに2ndのイメージカラーである赤を採用。遠くからでもすぐにわかる目印です。写真で見ると小さく感じますが、旧2ndより間口の広い建物です。ご期待下さい!
2021年04月19日
新2ndについて[3]

日々工事現場ではこまごまありますが、新2ndの建設工事は全体としては順調に進行しています。前回から随分空いてしまいましたが、やっと追加の情報(今回出す部分はほぼ確定版)を出せる状態になりましたので、ご報告いたします。
※ちなみに上の画像が新2ndの新しい公式ロゴです。新1stと同じく二代目を示す2G=2ndGenerationが追加されました。
●新2nd:21年6月完成、21年7月稼働開始
●新2nd杮落しシリーズ:21年7月〜10月開催
当初予定よりも少し遅れていますが、建設工事は順調に進行しているので、6月には完成。オープンに向けての準備や各種行政の検査を経て7月より稼働を開始いたします。
開催を検討しながらも、劇場のオープン日がなかなか正式に決定できなかった為に、実施が危ぶまれていた「新2nd杮落しシリーズ」ですが、新2ndのオープンを見越して劇場利用希望を入れて下さっていたラインナップが、とてもインディペンデントシアターらしくステキなので(1stや2ndでご縁の深いカンパニーや実績の優れたカンパニーが自然と集まってくれました)、実施を決定いたしました。

「新2nd杮落しシリーズ」7月〜10月(調整中)
・最強の一人芝居フェスティバル
「INDEPENDENT:4SS / JAPAN TOUR」大阪
7月15日(木)〜19日(月)
・8月:1カンパニー
・9月:3カンパニー
・10月:3カンパニー
スタートは、劇場の看板企画でもある、最強の一人芝居フェスの5年に一度の全国ツアー「INDEPENDENT:4thSeasonSelection / JAPAN TOUR」大阪公演。その後、8月から続々と公演をお届けいたします。各カンパニーの情報解禁のタイミングなどもあるため、参加カンパニー発表はもう少しお待ち下さい。期待を裏切らないラインナップです!
[劇場の構造について]
続いて、建物の基本的な構造をフロアごとにざっくりご紹介。施工中で内寸の正確な採寸がまだできない為、寸法は入れていません。(設計寸法から施工でズレも発生するので)
基本的には、全ての空間が、少しずつ旧2ndよりも広く余裕のある作りになっています。

1Fはカフェと搬入スペースがメインです。カフェと劇場への入り口は分かれているので導線がバッティングしません。搬入路は荷物溜め場とEVが利用できる屋内ルートと、長物などEVに入らないものは、屋外階段をリレーして劇場まで上げるルートの2つが利用できます。
車イスや足の不自由なお客様は、制作スタッフの案内があれば外階段横からEVホールを経由してEVでロビーや劇場にお入り頂けます。

2Fは劇場ロビーと楽屋区画です。ロビーは旧2ndよりもかなり広くなり、コロナ禍でソーシャルディスタンスも取りやすい環境です。また道路側が全面窓になっているので開放感のある空間になりそうです。
トイレも数が増え、身障者の方が使いやすい専用の多目的トイレもあります。
楽屋は3室で、そのうち2室は間仕切りで分ける形なので、広く使いたい場合は間仕切りを開けて大部屋にできます。廊下の広いスペースを仮設楽屋にしたり、衣装や小道具スペースにしたり、工夫して使えると思います。楽屋トイレ・洗面台・キッチンなど水場を廊下に集めているのも使い勝手良いと思います。
そして、階段で舞台下手袖に上がる形です。

3Fが劇場。基本的にはロビーから下手の階段で客席に入る形ですが、制作スタッフの誘導があればEVで上手から客席に入る事も可能です。
客席は間口5間1列14席のロールバック式です。仕込みの時には収納して広い作業スペースを確保する事も可能です。また収納して横使いすると新2ndよりもはるかに広い劇場の実寸稽古(だいたい間口9間×奥行5間)や、2面舞台などの特殊な仕込みも可能です!
舞台は旧2ndと同じく基本はフルフラットなので、平台と箱馬で必要な広さ・高さに自由に仕込めます。広さは旧2ndよりも間口が1間ほど広くなり、標準的な使い方では、有効アクティングは間口約5間×奥行約4間になるかと思います。
客席数は、舞台の広さや、この後に説明するギャラリーの使い方などで増減しますが、基本的には130席程度になります。(コロナ禍の間は減席予定)

3.5Fに該当するのが、ギャラリー部分。客席を出した時の再後列と繋がる部分です。通常はこちらに音響照明の操作ブースを設置すると共に増席用の客席として使用します。ギャラリー部分の手摺にも照明機材などを仕込む事が可能です(回路もあります!)。
ギャラリーは客席と直接干渉しないので、撮影用のカメラスペースにしたり、映像配信のブースを組んだり、工夫次第でかなり有効に使えると思います。
また開演後の遅れてのご入場は、屋外階段を経由してこのギャラリー側面から客席最後部にご案内が可能です。

4Fはキャットウォークです。3.5Fのギャラリーから階段であがります。照明や舞台吊り物用のバトン、そこに作業するためのキャットウォークのスペースです。機材庫部分に、照明ユニットや音響アンプ、機材などが収容されます。窓があるので、舞台は覗けますが、バトンやキャットでおそらく見ずらいので、音響や照明のオペレートには向かず、逆に区画されているので映像の配信ブースはこちらに設置するのがベストかもしれません。
キャットは、エアコンや換気扇の配管などで下がっている部分を除いては、快適に立って移動できる高さを確保しています。
基本のバトンはキャットの手摺と床の間の高さになり、作業しやすいと思います。キャット下にもバトンがあり、そちらが一番低いバトンになります。そこまでがおおよそ5〜5.5m(舞台側と客席側で高さが違う)になるかと思います。旧2ndより平均して1.5mほどタッパが高くなりました!
回路は舞台側を中心に旧2ndから移植したコンセントBOXを配置します。新1st同様に、LED系機材のために平行のコンセントやDMX回線も既設するのでかなり使い勝手が向上すると思います。

5Fは劇場備品の倉庫と弊社別部門(イベント製作部)の事務所となります。平台や箱馬などの大きな備品は基本この備品庫に収納し、台車ごとEVに載せて劇場に下ろします。上手にスペースをやりくりして、稽古にも使えたらと考えています。
[EVについて]
舞台監督さんや舞台美術さんは搬入エレベーターのサイズがとても気になると思います。先日初期検査があって仮使用できるようになりました。
カゴの内寸は以下の通り。
幅1450mm×奥行2800mm×高さ2500mm
EV出口開口サイズは幅1200mm×高さ2100mm
芸術創造館さんのEVを一回り小さくした感じとイメージして頂ければ正解です。平台などが台車に乗ったまま、そんなに苦しくなく積めるサイズです。スペック的には1950kg定員30名となります。
[機材について]
音響や照明の機材は基本旧2ndから引き継ぎますが、音響に関してはメインスピーカーなど一部を増強します。照明に関しては、タッパが高くなったので、数量は限られますが、1KW機材を追加で導入しシーリングや地灯りに使えるようにし、照明主幹の容量も300Aに増強いたします。
また音響アンプや照明ユニットのあるキャットの機材庫と通常時操作ブースを設置するギャラリーの間には音響マルチ回線やDMXを既設するので回線の引き回しなどは、ほぼ必要ないかと思います。さらに、劇場内の音声と映像(エアモニ)は楽屋とロビーに配線しているので直ぐにご確認頂けます。さらには、ロビーにも1回線だけDMXが行っています。(おそらくINDEPENDENT以外では使わないと思いますがww)
[劇場使用料について]
ここまでご紹介してきたように、旧2ndから大幅にパワーアップした新2ndですが、使用料金は変わらず据え置きでスタートいたします。それどころか長い日程をお使い頂けば頂くほど割引になるプランを導入します。具体的には後日正式発表となりますが、6日間以上の連続利用から5%の割引が発生し最大で10%まで利用日数に応じて割引します。
少しでも多くのお客様に劇場にお越しいただきたいという想いと同時に、大阪で成長過程のカンパニーが利用する劇場が減ってしまっている現状の中で、新2ndで作品や技術を磨いてより上のステップに上がっていく場を提供したいと考えています。
−−−−−−−−−−−
さて、今回は劇場の完成も見えてきてかなりの情報を公開させて頂きました。
旧2ndは、限られた空間・資金・設備の中で工夫を重ねて運営してきました。しかし工夫だけではどうにもならない事もあり、他のたくさんの劇場さんを羨ましく思う事ばかりでした。
一人芝居フェス「INDEPENDENT」の公演や他地域から来阪してくれるカンパニーの作品を観るためなどで、日本中の劇場を観たり使ったりしてきました。そうして良いなと思った部分や、ステキな工夫、羨ましいと思う部分を沢山盗んで、今回の設計で可能な限り詰め込みました。
もちろん上を見れば限りはありません。
ですが確信をもって言う事が出来ます。
「これでもう、近い規模の他劇場を羨ましいと思うことは無い!」
これが、新2ndの一つの答です。
ご期待を裏切らない劇場がまもなく誕生します。
コロナ禍の厳しい状況の船出にはなりますが、是非楽しみにお待ち下さい。
2020年08月07日
CF終了のお礼とごあいさつ

いつも劇場への応援・ご来場ありがとうございます。
先日、インディペンデントシアターが参加している「全国小劇場ネットワーク」のクラウドファンディングが無事に終了いたしました。
最終的に、1061人の方々から13,192,000円のご支援を頂きました。
ご支援頂いた皆様、CFの賛同人に名を連ねて頂いた方々、CFの情報の拡散にご協力頂いた皆様、本当に深く感謝申し上げます。
CFに参加する事を決めた時、これまで漠然としかとらえることの出来なかった、お客様や創り手からのインディペンデントシアターへの期待や想い、といったものに触れられるのでは無いだろうかと期待しました。
ご支援頂いた人数や金額といったもの以上に、ご支援くださった皆様の応援のコメントが何より嬉しく力になりました。
劇場や演劇を求めて下さる方の熱い思いこそが、インディペンデントシアターにとっては、今回のCFの最大の成果です。
その期待に応えられるように、頑張って参ります。
このCFが始まる時とは、社会の状況も、演劇を取り巻く状況も大きく変わってしまいました。
全国小劇場ネットワークでは、このCF運営中の約2か月半の間、毎週ミーティングを重ね(時には3日連続や、6時間越えの時も…)、それぞれの劇場を取り巻く状況の変化、社会や演劇界のトピックスに関して、情報を共有し、より良い未来の為に知恵を絞り、互いを支え合いながら過ごしてきました。
劇場はハードではありますが、それを運営し創り手と共に歩んでいくのは人です。もしもこのネットワークとミーティングが無く、孤独だったならと考えると、おそらくもっと苦しい思いに苛まれていたかもしれません。
全国に志をもった仲間が居る事が大きかったし、それぞれの環境や、地域の感染拡大状況などに違いがあることが、むしろ広い視野や情報をもたらしてくれたと思います。
劇場の「再開」支援を求めてスタートしたこのCFですが、全国小劇場ネットワークの多くの劇場も、それぞれ活動の幅はありますが、劇場を「再開」し、今各劇場ができる&求められている取り組みを始めています。
インディペンデントシアター1stも、7/13〜14「INDEPENDENT:20トライアル審査」の無観客開催から再開し、7/18〜19「劇団すかんぽ長屋」で約4か月振りにお客様をお迎えしました。8月末で一旦クローズとなるインディペンデントシアター2ndも、8/1〜2「大阪・演劇創作ワークショップ上演会」でクロージングシリーズを幕開けし、無事に月末のステージタイガーと彗星マジックの2公演を終えられるようにと準備を進めています。
「再開」が始まりましたが、劇場や演劇を取り巻く状況は、むしろ緊急事態宣言の出ていた時期よりも厳しくなってきています。
しかし頂いたご支援と想いに応えるべく、インディペンデントシアターは、表現者の最初のステップであり最後の砦として闘い続けて参りたいと思います。
今後とも応援よろしくお願いいたします。
2020年8月7日 インディペンデントシアター劇場プロデューサー:相内唯史
P.S.全国小劇場ネットワークのCFは終了いたしましたが、いくつかの参加劇場の個別の支援事業が継続中です。ご縁がある会場などありましたら、是非支援のご検討お願いいたします。
(1)【ナビロフト救済基金】8/10まで
https://naviloft1994.wixsite.com/navi-loft/fund
(2)【劇団うりんこ応援プロジェクト】8/10まで
https://camp-fire.jp/projects/view/274599
(3)【若葉町ウォーフをアジアの舞台表現の<波止場(wharf )>に】8/10まで
https://motion-gallery.net/projects/wharf-workshop
(4)【d-倉庫存続へ、ご支援のお願い】あと42日
https://camp-fire.jp/projects/view/302418
2020年06月27日
コロナ対策D.I.Y.
インディペンデントシアターは劇場「再開」の準備を進めています。
新たに用意しなくてはいけないものもあり、当劇場お得意のD.I.Y.にてご用意しました〜
ただコロナ対策するのでは面白くないので、トイレはこの機会により使いやすくしましたよ!
転んでも!?タダでは起きないインディペンデントシアターですww
(1)受付カウンターのコロナ対策
受付に使用するチケットカウンターを感染症防止対策として、ビニールスクリーン付きに改良しました。カウンターをコの字に囲っているので受付さんの安心感もアップ。手元は低い位置だけ広めに空いていますので、お金やチケットの受け渡しもスムーズです。
1F用と2F用の2つご用意していますので、受付はどちらでも可能ですし、2Fを物販用に使うなども可能です!

お客様側

受付スタッフ側
(2)お手洗いを改良
観てもらう方が早いですかね?
コチラは2Fロビーの男性用WCですが、おわかりでしょうか?
感染症対策としてペーパータオルの使用が推奨されているので、ペーパータオルとハンドソープを置く棚を設置!ついでに鏡も設置しました!もちろん使用後のペーパータオルを捨てるゴミ箱も設置です。
さらに、トイレットペーパーなどをストックするラックを大型化!最上段は荷物置きにもお使い頂けます。(1F男性WCはラックを置くスペースが無いので棚を増設しました!)


コチラは2Fロビーの女性用。基本の仕様は1Fの男性・女性用も全て一緒です。

さらに!トイレの扉にコートハンガーも追加設置しました。冬場コートやジャケットが邪魔な時にかけられます。(鞄など重い物はやめて下さいね!そちらは荷物置きの方に)
他にも、地味な変更点としては、ゴミ箱が手で蓋を開けなくても良い、足踏みペダル式に変更しました!

入場列を間隔を取って並びやすくするための表示も、使いやすいポールサインを準備しました!
コロナ対策以外でも地味にパワーアップした新1stは、現在7〜8月に1st・2ndで公演する団体の稽古で使用を再開しました。
上演は、7/13〜14の「INDEPENDENT:20トライアル上演審査」(無観客)で再開。お客様がお入り頂ける最初の公演は、7/18〜19の劇団すかんぽ長屋さんからになります。
慎重に丁寧に「再開」そして反撃して参りますので、お客様も体調など整えて、ご来場の日を楽しみにお待ちください。
そして、劇場では新型コロナ対策で、もう一つ企画を実施します。近日発表いたしますので、そちらもお楽しみに。
新たに用意しなくてはいけないものもあり、当劇場お得意のD.I.Y.にてご用意しました〜
ただコロナ対策するのでは面白くないので、トイレはこの機会により使いやすくしましたよ!
転んでも!?タダでは起きないインディペンデントシアターですww
(1)受付カウンターのコロナ対策
受付に使用するチケットカウンターを感染症防止対策として、ビニールスクリーン付きに改良しました。カウンターをコの字に囲っているので受付さんの安心感もアップ。手元は低い位置だけ広めに空いていますので、お金やチケットの受け渡しもスムーズです。
1F用と2F用の2つご用意していますので、受付はどちらでも可能ですし、2Fを物販用に使うなども可能です!
お客様側
受付スタッフ側
(2)お手洗いを改良
観てもらう方が早いですかね?
BEFORE

AFTER


AFTER
コチラは2Fロビーの男性用WCですが、おわかりでしょうか?
感染症対策としてペーパータオルの使用が推奨されているので、ペーパータオルとハンドソープを置く棚を設置!ついでに鏡も設置しました!もちろん使用後のペーパータオルを捨てるゴミ箱も設置です。
さらに、トイレットペーパーなどをストックするラックを大型化!最上段は荷物置きにもお使い頂けます。(1F男性WCはラックを置くスペースが無いので棚を増設しました!)
コチラは2Fロビーの女性用。基本の仕様は1Fの男性・女性用も全て一緒です。
さらに!トイレの扉にコートハンガーも追加設置しました。冬場コートやジャケットが邪魔な時にかけられます。(鞄など重い物はやめて下さいね!そちらは荷物置きの方に)
他にも、地味な変更点としては、ゴミ箱が手で蓋を開けなくても良い、足踏みペダル式に変更しました!
入場列を間隔を取って並びやすくするための表示も、使いやすいポールサインを準備しました!
コロナ対策以外でも地味にパワーアップした新1stは、現在7〜8月に1st・2ndで公演する団体の稽古で使用を再開しました。
上演は、7/13〜14の「INDEPENDENT:20トライアル上演審査」(無観客)で再開。お客様がお入り頂ける最初の公演は、7/18〜19の劇団すかんぽ長屋さんからになります。
慎重に丁寧に「再開」そして反撃して参りますので、お客様も体調など整えて、ご来場の日を楽しみにお待ちください。
そして、劇場では新型コロナ対策で、もう一つ企画を実施します。近日発表いたしますので、そちらもお楽しみに。
2020年06月22日
新2ndについて[2]
新型コロナウイルスへの対応に追われるこの数か月ですが、現2ndの閉館と新2ndの建設に関して、ご心配やご質問を頂く機会が増えて参りました。現在の状況と続報をお伝えいたします。
●現2nd:〜20年9月初旬、公演は8月末まで
●新2nd:20年7月着工、21年6月稼働開始目標
現2ndの閉館に関しては、確定していた事ですので変更はございません。8月の「初代2ndクロージングシリーズ」をもって閉館いたします。既報のプログラムに一部変更がございますので、こちらは改めて発表いたします。
新2ndの方ですが、当初は昨年秋に着工を目指していましたが、搬入エレベーターの仕様の問題が出て、設計の大きな変更が発生しました。エレベーターの件が解決に向かった12月に、今度は会社内の都合で、新2ndの建物に同居する施設の変更が生じ、再びの設計変更となりました。
これにより再び工期は延期となったのですが、結果的には設計をさらに煮詰める事ができ、劇場部分に関してはより良い方向に向かって進んでいた中、今年に入って新型コロナウイルスに見舞われました…。
新型コロナウイルスの影響は、劇場部門に限らず本社全体に大きな影響を与えていますが、新2ndの新築プロジェクトに関しては、既に融資等も確定し着手しているため、ここでストップする事はありません。
しかしながら設計事務所や工務店なども新型コロナの影響で進行が遅れたり、行政の手続きも普段よりも遅れている状況です。5月時点まで全く状況が読めない状態でしたが、6月に入り概ねの目途が見えてきました。
今年の夏に着工します。この数年続いている鋼材や建築資材の不足や新型コロナの影響により工事が一時的に中断する可能性など、工事が順調に進むか難しい部分もありますが、来年の春に竣工を目指して進行します。その後内部の機材や設備を整え、諸々の検査を受けて6月稼働開始を目指します。
現時点では稼働開始のスケジュールを明確に定める事が出来ない為、予定していた「新2nd杮落しシリーズ」の公募やそれ以降の劇場のご予約は停止しています。実際に工事が始まって、スケジュールが明確になった時点でアナウンスし、公募とご予約を開始したいと思います。続報をお待ち下さい。
無事進んではいるものの、進行は遅れているという情報だけだと、大変悔しいので、ここで可能な範囲で新2ndの設計情報をリークしますww
●1Fはカフェ。公演前後のご利用はもちろん、少人数であればトークイベントなどの開催利用も検討しています。
●2Fが劇場ロビーと楽屋。この二つのスペースはしっかり区画されています。2Fフロアには専用階段か共有の搬入EV(人荷併用)で上がります。(芸術創造館をイメージして下さい。)
●3F4F部分が劇場(舞台・客席)、5Fが備品庫と弊社別部門の事務所。
●ロビーには、男女ともトイレを多めに設置ww
●客席はロールバック客席(収納式)で標準は130席。仕込み時は客席を収納して広いスペースを使えます。
●舞台は概ね奥行7.5m×間口12m(袖を作った有効間口は約9m)。
●吊り物構造はバトンでキャットウォークでの作業。バトン下まで客席側で約5m、舞台上は約5.5mを予定。
●搬入は、共有の搬入EV(人荷併用)と長物は非常階段(外階段)の2ルート。
●楽屋は3部屋。楽屋専用トイレと水場アリ。楽屋フロアから階段で舞台両袖に上がる構造。
●音響照明ブースは、5F調光室と客席最後部の選択式。
●劇場使用料金は、現2ndと同様かそれ以下で調整中。
如何でしょうか?結構な量をリークしてしまいましたww かなり期待を持っていただけるスペックだと思います。続報にご期待下さい!
●現2nd:〜20年9月初旬、公演は8月末まで
●新2nd:20年7月着工、21年6月稼働開始目標
現2ndの閉館に関しては、確定していた事ですので変更はございません。8月の「初代2ndクロージングシリーズ」をもって閉館いたします。既報のプログラムに一部変更がございますので、こちらは改めて発表いたします。
新2ndの方ですが、当初は昨年秋に着工を目指していましたが、搬入エレベーターの仕様の問題が出て、設計の大きな変更が発生しました。エレベーターの件が解決に向かった12月に、今度は会社内の都合で、新2ndの建物に同居する施設の変更が生じ、再びの設計変更となりました。
これにより再び工期は延期となったのですが、結果的には設計をさらに煮詰める事ができ、劇場部分に関してはより良い方向に向かって進んでいた中、今年に入って新型コロナウイルスに見舞われました…。
新型コロナウイルスの影響は、劇場部門に限らず本社全体に大きな影響を与えていますが、新2ndの新築プロジェクトに関しては、既に融資等も確定し着手しているため、ここでストップする事はありません。
しかしながら設計事務所や工務店なども新型コロナの影響で進行が遅れたり、行政の手続きも普段よりも遅れている状況です。5月時点まで全く状況が読めない状態でしたが、6月に入り概ねの目途が見えてきました。
今年の夏に着工します。この数年続いている鋼材や建築資材の不足や新型コロナの影響により工事が一時的に中断する可能性など、工事が順調に進むか難しい部分もありますが、来年の春に竣工を目指して進行します。その後内部の機材や設備を整え、諸々の検査を受けて6月稼働開始を目指します。
現時点では稼働開始のスケジュールを明確に定める事が出来ない為、予定していた「新2nd杮落しシリーズ」の公募やそれ以降の劇場のご予約は停止しています。実際に工事が始まって、スケジュールが明確になった時点でアナウンスし、公募とご予約を開始したいと思います。続報をお待ち下さい。
無事進んではいるものの、進行は遅れているという情報だけだと、大変悔しいので、ここで可能な範囲で新2ndの設計情報をリークしますww
●1Fはカフェ。公演前後のご利用はもちろん、少人数であればトークイベントなどの開催利用も検討しています。
●2Fが劇場ロビーと楽屋。この二つのスペースはしっかり区画されています。2Fフロアには専用階段か共有の搬入EV(人荷併用)で上がります。(芸術創造館をイメージして下さい。)
●3F4F部分が劇場(舞台・客席)、5Fが備品庫と弊社別部門の事務所。
●ロビーには、男女ともトイレを多めに設置ww
●客席はロールバック客席(収納式)で標準は130席。仕込み時は客席を収納して広いスペースを使えます。
●舞台は概ね奥行7.5m×間口12m(袖を作った有効間口は約9m)。
●吊り物構造はバトンでキャットウォークでの作業。バトン下まで客席側で約5m、舞台上は約5.5mを予定。
●搬入は、共有の搬入EV(人荷併用)と長物は非常階段(外階段)の2ルート。
●楽屋は3部屋。楽屋専用トイレと水場アリ。楽屋フロアから階段で舞台両袖に上がる構造。
●音響照明ブースは、5F調光室と客席最後部の選択式。
●劇場使用料金は、現2ndと同様かそれ以下で調整中。
如何でしょうか?結構な量をリークしてしまいましたww かなり期待を持っていただけるスペックだと思います。続報にご期待下さい!
2020年06月01日
一時休館解除のお知らせ
まだまだ油断はできませんし、いわゆる第二波にも備える必要はありますが、緊急事態宣言が解除され、様々な休業要請が緩和されたことから、インディペンデントシアターも劇場「再開」の準備に入っています。
今後のインディペンデントシアターの運営状況
6/1(月)〜劇場休館解除
・ただし6月の間は劇場施設へのご来館は必ずアポイントをお取りください。
・6月の上演は全て延期となっているため、実質上の再開は7月中旬以降となります。
・6月は劇場「再開」の為に、設備等の修正や準備・メンテナンスを行います。
・劇場スタッフの感染リスクを下げるため、当面の間、お問い合わせや打ち合わせは、対面ではなく電話やメールにての対応を継続させて頂きます。
・今後の劇場のご利用・ご来場にあたっては、新ガイドラインをご確認下さい。
新ガイドラインでは、3月までに実施していたガイドラインを見直し、部分的にはこれまでよりも厳しい基準となっていますが、公演をされる団体とお客様の安全・健康の為に、ご理解ご協力頂ければと思います。
劇場では、入場の整列を安全かつスムーズにする表示などの準備や、受付スタッフさんの飛沫感染を防ぐビニール付きのカウンターの用意などをこれからDIYしていきます。
また、新型コロナウイルスの感染が続く状況の中では、客席減による公演実施が暫く続くと考えられます。客席減少の影響は、団体や公演の内容によって異なり、一律の対応は難しいため、利用団体の不利益がなるべく発生しないように、個別に対応させて頂きます。また今後新たにご利用の契約をされる場合にも、同様に、不利益が大きくならないように対応させて頂きます。(要お問い合わせ)
さらに、客席の減少でご覧頂く事のできるお客様が減るため、公演を配信などで観て頂けるようにするための設備(回線と機材)を劇場に新たに設置する準備を進めています。この設備に関しては、基本的に追加の費用無しにご利用頂けます。ただし長く有効にお使い頂ける設備にするために、テスト運用などを重ね、完全にご利用頂けるまでには、しばらくお時間を頂戴します。
我々は、劇場という場所で時間と空間を演者と観客が共有するのが演劇の醍醐味と考えています。しかし、まだ暫くの間はそれが困難な状況が続きます。新型コロナウイルスの感染が拡大していく中で、オンライン演劇や動画配信など様々な取り組みが行われてきました。それらはこれからも改良され、続いていくと思います。
インディペンデントシアターは、劇場という空間を守り提供する者として、生の演劇にはこれからも強くこだわりつつ、配信などオンライン上の取り組みも合わせて、これまで接点を持つことの難しかった、劇場に足を運べない方、そもそも劇場に興味の無い方にも「劇場」という空間と演劇の魅力をお伝えできるように、前進していきたいと思います。
これまで以上に、劇場に求められるものも増えていくと思います。インディペンデントシアターに限らず、全国の民間小劇場は経営的に厳しい中を創り手と観客に寄り添おうと頑張っています。
現在インディペンデントシアターも参加している全国小劇場ネットワークでは、クラウドファンディングにて、参加劇場の「再開」へのご支援をお願いしています。(→ご支援のお願い)
今回の新型コロナウイルスの感染拡大の中で、劇場という存在が社会の中でどのように受け止められているか、その価値や意義をどのように評価されているかという問題にさらされています。金銭以上に、劇場と演劇に関わるみなさんの、劇場を応援して下さる言葉に支えられています。
その言葉に応え続けていけるように、劇場に社会的価値を見出せない人たちにも理解を得ていけるように、ますます努力していかなくてはいけないなぁ、頭痛いなぁ〜、でもめっちゃやりがいあるなぁ〜、と感じている、休館明けのインディペンデントシアターです。
今後とも、応援よろしくお願いいたします!
今後のインディペンデントシアターの運営状況
6/1(月)〜劇場休館解除
・ただし6月の間は劇場施設へのご来館は必ずアポイントをお取りください。
・6月の上演は全て延期となっているため、実質上の再開は7月中旬以降となります。
・6月は劇場「再開」の為に、設備等の修正や準備・メンテナンスを行います。
・劇場スタッフの感染リスクを下げるため、当面の間、お問い合わせや打ち合わせは、対面ではなく電話やメールにての対応を継続させて頂きます。
・今後の劇場のご利用・ご来場にあたっては、新ガイドラインをご確認下さい。
新ガイドラインでは、3月までに実施していたガイドラインを見直し、部分的にはこれまでよりも厳しい基準となっていますが、公演をされる団体とお客様の安全・健康の為に、ご理解ご協力頂ければと思います。
劇場では、入場の整列を安全かつスムーズにする表示などの準備や、受付スタッフさんの飛沫感染を防ぐビニール付きのカウンターの用意などをこれからDIYしていきます。
また、新型コロナウイルスの感染が続く状況の中では、客席減による公演実施が暫く続くと考えられます。客席減少の影響は、団体や公演の内容によって異なり、一律の対応は難しいため、利用団体の不利益がなるべく発生しないように、個別に対応させて頂きます。また今後新たにご利用の契約をされる場合にも、同様に、不利益が大きくならないように対応させて頂きます。(要お問い合わせ)
さらに、客席の減少でご覧頂く事のできるお客様が減るため、公演を配信などで観て頂けるようにするための設備(回線と機材)を劇場に新たに設置する準備を進めています。この設備に関しては、基本的に追加の費用無しにご利用頂けます。ただし長く有効にお使い頂ける設備にするために、テスト運用などを重ね、完全にご利用頂けるまでには、しばらくお時間を頂戴します。
我々は、劇場という場所で時間と空間を演者と観客が共有するのが演劇の醍醐味と考えています。しかし、まだ暫くの間はそれが困難な状況が続きます。新型コロナウイルスの感染が拡大していく中で、オンライン演劇や動画配信など様々な取り組みが行われてきました。それらはこれからも改良され、続いていくと思います。
インディペンデントシアターは、劇場という空間を守り提供する者として、生の演劇にはこれからも強くこだわりつつ、配信などオンライン上の取り組みも合わせて、これまで接点を持つことの難しかった、劇場に足を運べない方、そもそも劇場に興味の無い方にも「劇場」という空間と演劇の魅力をお伝えできるように、前進していきたいと思います。
これまで以上に、劇場に求められるものも増えていくと思います。インディペンデントシアターに限らず、全国の民間小劇場は経営的に厳しい中を創り手と観客に寄り添おうと頑張っています。
現在インディペンデントシアターも参加している全国小劇場ネットワークでは、クラウドファンディングにて、参加劇場の「再開」へのご支援をお願いしています。(→ご支援のお願い)
今回の新型コロナウイルスの感染拡大の中で、劇場という存在が社会の中でどのように受け止められているか、その価値や意義をどのように評価されているかという問題にさらされています。金銭以上に、劇場と演劇に関わるみなさんの、劇場を応援して下さる言葉に支えられています。
その言葉に応え続けていけるように、劇場に社会的価値を見出せない人たちにも理解を得ていけるように、ますます努力していかなくてはいけないなぁ、頭痛いなぁ〜、でもめっちゃやりがいあるなぁ〜、と感じている、休館明けのインディペンデントシアターです。
今後とも、応援よろしくお願いいたします!
インディペンデントシアター劇場プロデューサー:相内唯史
インディペンデントシアター公演実施ガイドライン 6/1以降版
新型コロナウィルスの感染拡大防止に関し、緊急事態宣言の解除をうけ4月から休館していた劇場を再開するにあたって、当劇場では3月時点で策定していた当劇場ガイドラインをベースに、全国公立文化施設協会および大阪府から新たに出されたガイドラインの内容を踏まえ、当劇場独自の新ガイドラインを策定いたしました。
このガイドラインは、公演の主催団体に関しては準備段階と劇場使用前後、ご来場頂くお客様にはご来場前後にお守り頂く内容となります。
劇場・劇場利用者・観客の三者でガイドラインをお守りいただくことで、劇場での感染リスクを可能な限り下げる方策です。
当劇場では、「大阪市保健所 感染症対策課 新型コロナウイルス感染症対策グループ」に問い合わせをさせて頂き、万一感染者が発生した場合の対応などに関しても基本的な手順を確認いたしました。ただし感染状況や今後の行政の対応策の変化などが起こる場合がございますので、随時、必要な対応を準備して参ります。
また、このガイドラインも今後の状況の変化や、他劇場・他業界の事例などを踏まえて必要な部分は柔軟に変更していきます。劇場のご利用・ご来場前には、変更が無いか改めてご確認頂けましたら幸いです。
[印刷して確認できるガイドライン(PDF)]
●公演を実施する団体にお願いする事
●ご来場されるお客様にお願いする事
●公演実施団体にお願いする事(前提)
・下記の対応を行っていただけない場合、公演の実施をお断りいたします。
・公演関係者全員が公演の実施・参加に同意している事を事前に必ず確認してください。
・緊急事態宣言の再発出などにより、再度劇場を休館(=公演を延期・中止)せざる負えない可能性があります。
●稽古場、劇場に出入りする出演者及びスタッフ全員の感染リスクを確認する。
公演の準備を開始するにあたって、稽古場・劇場に出入りする公演関係者全員(仕込み・バラシ・受付等で一時的に参加する人も含めて)が、感染が確認された場所、感染された方、及びその濃厚接触者の方と接触していないことを確認する。また過去2週間以内に感染が引き続き拡大している国や地域へ訪問していないかも確認し、公演準備開始以後はそれらの地域を訪問しないようにご注意下さい。その後も随時確認を継続し、該当したタイミングですみやかに劇場に相談し、公演の実施・中止・延期について協議します。
参考資料)大阪府:新型コロナウイルス感染症について
http://www.pref.osaka.lg.jp/iryo/osakakansensho/corona.html
●稽古段階で注意すべきこと。
公演には稽古が欠かせませんが、この段階で感染が発生しては公演自体が実施できませんので、感染防止策にしっかり取り組んで下さい。以下に劇場として考えるガイドラインを示します。劇場入り前の事ですのでもちろん強制ではありませんが可能な限りお守り頂ければと思います。
・稽古での密集を避けるために、普段よりも少しサイズの広い稽古場での稽古を検討する。
・稽古開始時に参加者全員の検温を実施し、37.5度を超える場合は、その日の参加を見合わせる。
・いわゆる新型コロナが疑われる体調(発熱・咳・倦怠感・味覚障害など)がある場合はもちろん稽古参加不可。
・可能な限り稽古場に入る前に手洗いうがいを実施する。
・稽古の際、自身の出番以外ではマスク着用を原則とし、待機場所では各々なるべく距離を取り密を避ける。
・作品の最終仕上げまでは、割り稽古など稽古場の人数をなるべく少なくする工夫をする。
・稽古後のミーティングなどはなるべくオンラインなどを活用し、稽古後の飲食交流なども避ける。
●出演者及びスタッフは、自身の健康状態をシビアにチェックし、少しでも不安要素のある場合は冷静に申告し、降板や公演の中止を検討してください。
劇場にいる公演関係者全員は毎日検温をおこない、記録を付ける。(基本は小屋入り時、夕方頃、本番前)
風邪などの症状や37.5℃前後の発熱、咳、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ、味覚や嗅覚の異常などがある場合は、団体の責任者に申告する。申告があった場合、団体の責任者はすみやかに劇場に相談し、公演の実施・中止・延期について協議する。
●劇場施設内ではマスク着用のうえ、相互になるべく距離を取る。
原則舞台上(リハーサルや本番)以外の場面では、基本的にマスク着用とし、人と人との距離もなるべく取って、密にならないように注意し、舞台上以外での濃厚接触を避けるように気を付ける。
●炊き出し・大皿料理の提供をはおこなわず、弁当など個包装されたものでご対応ください。
飛沫感染・接触感染の可能性を最小限にするため、公演期間中は炊き出し・大皿料理等の形式での食事をおこなわず、弁当など個包装されたもののみとする。お客様からの食べ物の差し入れも個包装されたもののみ受け取ることを推奨する。
飲食物に限らず、ゴミは量が少なくても毎日劇場退出時に指定場所に廃棄する。ゴミの取り扱い時にはマスクを必ず着用し、作業終了後には手洗いを行う。
●劇場の換気等を十分に行い、清掃や消毒など可能な限りの感染予防策をとってください。
リハーサル中、上演中とも劇場内の換気扇は常時ONとしておく。当劇場は客席はもちろんロビーや楽屋にも基準をクリアした換気設備が設置されています。こちらも常時使用し換気に努める。また開場前や公演終了後には客席内・トイレ・ロビー等関係者・お客様が接触する範囲の清掃や消毒などをおこなう。
また可能な場合は、上演中のドアを開けた換気や休憩も検討する。ただし休憩が入ることによる観客同士の接触や会話が発生する事のリスクとのバランスには十分留意すること。劇場も相談に乗ります。
また劇場客席入り口には、お客様が使用できる消毒液などを用意するようにします。
●お客様の接客にあたるスタッフは、必ずマスクを着用してください。また、一般的な咳・くしゃみエチケットを利用者・観客ともに厳守するように呼び掛けてください。
お客様の接客にあたるスタッフは、必ずマスクを着用する。受付は、原則として劇場で用意した飛沫防止ビニールを施工したカウンターを使用する。ご来場のお客様にもマスクの着用をお願いし、マスク着用にご協力いただけないお客様にはご入場を辞退して頂く。(団体側で配布できるマスクを用意する場合は別途相談)
団体側で可能であれば、当日窓口の混雑を防ぎ、お金のやり取りなどを減らすために、予約時の事前決済や窓口でのキャッシュレス決済を利用する。(公演計画時にあらかじめご相談頂ければ劇場側でアドバイスや対応できる場合があります。)半券などお客様にお渡しするものも安全かつ最小限にできるように工夫して下さい。
●受付や客席入場の整列は十分な距離を取れるようにお客様を誘導して下さい。
受付や、客席に入場する列は、お客様同士の間隔が十分に取れるように、整列の案内をしてください。わかりやすく案内するための表示は劇場でご用意します。可能であれば、検温などに伴う受付の混雑を緩和するために、受付時間を早めに設定し、また受付後速やかに客席に入場できるタイムスケジュールの設定をご検討下さい。
●発熱・咳・全身痛などの症状で体調のすぐれないお客様には、ご来場を辞退していただいてください。
発熱、咳、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ、味覚や嗅覚の異常などの症状で体調のすぐれないお客様にはご来場を辞退していただくように事前に案内をおこなう。また、公演当日は受付前に検温器にてお客様全員の検温をおこない、37.5℃以上のお客様にはご入場を辞退していただく。
体調不良の来場辞退や、当日検温での辞退などのお客様には払い戻し等で不便の無いように配慮してください。
●座席数を通常より削減し、原則当日券の販売は行わない。
大阪府のガイドラインに従い、現時点で当劇場で許容しうる座席数(1stコロナ対応配席図・2ndコロナ対応配席図)を再設定しました。舞台から最前列の距離、座席間の距離で設定しているので、原則この座席数内で客席を運用して下さい。
客席数の制限を厳守するため(当日券の殺到で規定席数を超える事態など)、および後述するご来場者の正確な把握のため、原則当日券の販売はおこなわない。当日券の販売をどうしても実施する場合は、予め劇場と綿密な打ち合わせを行う事。
※客席の間引き等は、今後状況の変化や様々な劇場や類似施設の事例・科学的根拠の積み重ねによって変更される可能性があります。
●来場者を確実に把握、必要時には連絡できるように準備して下さい。
万一の感染発覚の際にご来場されたお客様に確実に連絡が取れるように、来場者名簿を整備して下さい。基本的にご予約受付時にお名前・お電話番号・メールアドレス・可能であればご住所を控えて下さい。(ご予約フォーム等でお客様にご記入頂くようにすれば、新たな作業はほぼ発生しません。)予約2枚で同行者ありなどの場合には、当日受付で同行者の方の連絡先も必ず記録するようにしてください。※保健所等の関係者に確認しましたが、名前と電話番号はマストです。メールアドレスのみはNGとの事でした。
また来場者名簿は個人情報となりますので、団体側で厳重に管理して下さい。
また、当劇場は「大阪コロナ追跡システム」に登録しています。お客様の安全のためにも可能な限りご来場時の登録を促してください。
●出演者による面会、グッズ販売はおこなわないでください。
感染のリスクをできるだけ減らすため、終演後の面会や出演者によるグッズ販売等、お客様と出演者が接触するような行為はおこなわない。グッズ販売は事前や事後のオンライン販売などを工夫するか、当日実施する場合は、制作・受付スタッフ等限られた方のみで感染防止に努めたうえでおこなう。
アンケートなども、基本的には客席やロビーでお書き頂く方式ではなく、オンラインアンケートやSNSなどの方法を工夫して下さい。
●公演終了後の健康状態を確認し必要があれば劇場に報告する。
公演が終了しても油断せず、各自が感染防止に取り組みつつ仕事や活動に取り組んで下さい。特に公演の疲れや油断などで感染するリスクに気を付けて下さい。公演終了からおおむね2週間経過時に公演関係者に再度の体調確認を行い感染の心配がないか確認してください。不安要素がある場合は即座に劇場に報告して下さい。
消毒薬などの衛生用品は劇場でも準備いたしますが、商品不足等で劇場備蓄も不足する場合がありますので、団体側でもご用意にご協力をお願いいたします。検温器は劇場で貸し出し用のものを用意しています。
劇場の消毒や清掃は、劇場スタッフのみでは手が足りない場合があるので、利用団体のみなさまにもご協力をお願いいたします。
また、客席減少が与える影響は、利用団体や公演内容により異なりますので、その対処方法や劇場費の減免などは個別のご相談にて対応させて頂きます。
●ご来場されるお客様にお願いすること
・下記のご協力を行っていただけない場合、ご入場をお断りする場合があります。
・緊急事態宣言の再発出や公演関係者の感染などにより、予期せず公演を延期・中止する可能性がございます。
●ご来場の前には、ご自身の感染リスクを確認してください。
ご来場を予定されている場合は、感染が確認された場所、感染された方、及びその濃厚接触者の方と接触していないことを確認してください。接触や感染の疑いがある場合は、ご来場をお控えください。また過去2週間以内に感染が引き続き拡大している国や地域へ訪問していないかもご注意下さい。
参考資料)大阪府:新型コロナウイルス感染症について
http://www.pref.osaka.lg.jp/iryo/osakakansensho/corona.html
●ご自身の健康状態をシビアにチェックし、少しでも不安要素のある場合はご来場をお控えください。
風邪の症状や37.5℃前後の発熱、咳、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ、味覚や嗅覚の異常がある場合はご来場をお控えください。十分な睡眠をとるなど、健康管理をこころがけてください。ご来場時に検温器で検温をおこないます。37.5℃以上の方はご入場をお断りします。あらかじめご了承ください。
またご自身の健康に問題が無くても、高齢者や基礎疾患のある方とご同居されている場合などは、感染リスクなどを冷静にご検討下さい。
●受付・入場時の列整列や人との距離にご注意下さい。
主催団体や劇場が、列の整理などをご指示させて頂きご案内いたしますが、お客様相互でも前後の距離を取るなどの対策にご協力ください。
●ご来場時の情報の記録にご協力ください。
万一の感染者の発覚の場合、お客様の安全や健康を確認するために、保健所などの機関が速やかにご来場者に連絡を取る必要がございます。ご予約時やご来場時にお客様のご連絡先などを記録させて頂きます。必要に応じて保健所等の公共機関に情報が提供される可能性がございます。情報は上演団体が厳重に管理し、不要になれば(基本公演から2週間以上経過)適切に廃棄させて頂きます。
また、当劇場は「大阪コロナ追跡システム」に登録しています。お客様の安全のためにも可能な限りご来場時にはご登録ください。
●こまめな手洗いや消毒など可能な限りの感染予防策をとってください。
ご来場時や公演終了後に関わらず、こまめな手洗いをおこなってください。洗っていない手で目・鼻・口に触れないようにお気を付けください。触れる必要のない劇場設備などに不用意に触れる事の無いようにご注意ください。劇場客席入り口に用意された、手指消毒薬などもご活用下さい。
●ご来場の際はマスクを着用してください。
今回の感染症は十分に気を付けていても、いつの間にか感染する・させる可能性もあります。いずれの場合にもマスク着用には一定の効果があります。劇場施設では必ずマスクの着用をお願いします。ご協力いただけないお客様はご入場をお断りさせて頂きます。ご了承ください。(マスク不足・高額のため、劇場・主催団体では十分に用意できないため、基本的にご自身でご用意ください。また、マスクの種類は問いませんが、鼻・口を確実に押さえる事が出来るものに限ります。)
また、客席やロビーでのお客様同士の会話も、最小限、小さな声にとどめ飛沫等が発生しないようにご配慮下さい。
●劇場内での水分補強を可能とします。
当劇場では、普段から夏の熱中症対策や咳対策も含めて、ペットボトル飲料や飴などの摂取に関しては容認して参りました。(いわゆる通常の飲食はロビー以外はNGです。)水分の定期的な摂取は、咳が出る事を防ぎ、飛沫防止などで感染防止に一定の効果が望めるようですので、ペットボトルや水筒など蓋付きの容器による水分の摂取はむしろ歓迎いたします。ただしこぼしたり、摂取の際の咳などには十分ご注意下さい。
●出演者による面会・グッズ販売はおこないません。
感染のリスクをできるだけ減らすため、出演者による面会・グッズ販売はおこないません。(公演によりグッズ販売は限られたスタッフにより実施する場合があります。)
●目の前の舞台を楽しんでください。
劇場から感染しない・させないことについて十分気を付けたら、普段より少し緊張するかもしれませんが、あとは目の前の舞台を存分に楽しんでください。舞台はその瞬間しかそこに存在しないものです。今は、満席の客席で沢山のお客様と喜びを共有する事はできませんが、少しずつ安全を確かめながらかつての満席を取り戻せるようにご協力をお願いいたします。また感想はSNSやアンケート等でお知らせいただくと、団体や劇場の今後のはげみとなります。
●公演鑑賞後のお願い。
公演終了後、面会などがお楽しみ頂けず恐縮ですが、客席・ロビーからは速やかにご退出下さい。またお帰りの際も交通機関や寄り道などでの感染防止に十分ご注意下さい。
ご来場から2週間くらいの間は、ご自身の健康状態の変化・不調が無いかお気遣い下さい。
劇場・公演主催者は、関係者の体調管理や劇場の換気・清掃・消毒など、可能な限りの感染防止策をとって上演いたします。ただし、上記の対策を全ておこなっても感染するリスクはございます。
お客様におかれましては、ご自身の体調はもちろん、同居ご家族の状況など、さまざまな面をご考慮の上、冷静な判断でご来場下さい。
−−−−−−−−−
当劇場では、このガイドラインを遵守する事で、可能な限り劇場内での感染リスクを下げる事ができると考えていますが、この新型コロナウイルス感染防止の取り組みには、現時点で絶対・間違いないという事は誰も言えません。
これらの当劇場の取り組みを冷静にご判断いただき、ご利用・ご来場をご検討頂ければと思います。
また、同時にご来場頂くお客様や劇場利用者だけでなく、劇場の周辺や社会の皆様に、劇場の取り組みや努力をご理解頂く事が大切であると思います。
「劇場の扉はあらゆる方に開かれている」という事を改めて、今後の劇場の取り組みの中で実践していきたいと考えています。
このガイドラインは、公演の主催団体に関しては準備段階と劇場使用前後、ご来場頂くお客様にはご来場前後にお守り頂く内容となります。
劇場・劇場利用者・観客の三者でガイドラインをお守りいただくことで、劇場での感染リスクを可能な限り下げる方策です。
当劇場では、「大阪市保健所 感染症対策課 新型コロナウイルス感染症対策グループ」に問い合わせをさせて頂き、万一感染者が発生した場合の対応などに関しても基本的な手順を確認いたしました。ただし感染状況や今後の行政の対応策の変化などが起こる場合がございますので、随時、必要な対応を準備して参ります。
また、このガイドラインも今後の状況の変化や、他劇場・他業界の事例などを踏まえて必要な部分は柔軟に変更していきます。劇場のご利用・ご来場前には、変更が無いか改めてご確認頂けましたら幸いです。
[印刷して確認できるガイドライン(PDF)]
●公演を実施する団体にお願いする事
●ご来場されるお客様にお願いする事
●公演実施団体にお願いする事(前提)
・下記の対応を行っていただけない場合、公演の実施をお断りいたします。
・公演関係者全員が公演の実施・参加に同意している事を事前に必ず確認してください。
・緊急事態宣言の再発出などにより、再度劇場を休館(=公演を延期・中止)せざる負えない可能性があります。
●稽古場、劇場に出入りする出演者及びスタッフ全員の感染リスクを確認する。
公演の準備を開始するにあたって、稽古場・劇場に出入りする公演関係者全員(仕込み・バラシ・受付等で一時的に参加する人も含めて)が、感染が確認された場所、感染された方、及びその濃厚接触者の方と接触していないことを確認する。また過去2週間以内に感染が引き続き拡大している国や地域へ訪問していないかも確認し、公演準備開始以後はそれらの地域を訪問しないようにご注意下さい。その後も随時確認を継続し、該当したタイミングですみやかに劇場に相談し、公演の実施・中止・延期について協議します。
参考資料)大阪府:新型コロナウイルス感染症について
http://www.pref.osaka.lg.jp/iryo/osakakansensho/corona.html
●稽古段階で注意すべきこと。
公演には稽古が欠かせませんが、この段階で感染が発生しては公演自体が実施できませんので、感染防止策にしっかり取り組んで下さい。以下に劇場として考えるガイドラインを示します。劇場入り前の事ですのでもちろん強制ではありませんが可能な限りお守り頂ければと思います。
・稽古での密集を避けるために、普段よりも少しサイズの広い稽古場での稽古を検討する。
・稽古開始時に参加者全員の検温を実施し、37.5度を超える場合は、その日の参加を見合わせる。
・いわゆる新型コロナが疑われる体調(発熱・咳・倦怠感・味覚障害など)がある場合はもちろん稽古参加不可。
・可能な限り稽古場に入る前に手洗いうがいを実施する。
・稽古の際、自身の出番以外ではマスク着用を原則とし、待機場所では各々なるべく距離を取り密を避ける。
・作品の最終仕上げまでは、割り稽古など稽古場の人数をなるべく少なくする工夫をする。
・稽古後のミーティングなどはなるべくオンラインなどを活用し、稽古後の飲食交流なども避ける。
●出演者及びスタッフは、自身の健康状態をシビアにチェックし、少しでも不安要素のある場合は冷静に申告し、降板や公演の中止を検討してください。
劇場にいる公演関係者全員は毎日検温をおこない、記録を付ける。(基本は小屋入り時、夕方頃、本番前)
風邪などの症状や37.5℃前後の発熱、咳、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ、味覚や嗅覚の異常などがある場合は、団体の責任者に申告する。申告があった場合、団体の責任者はすみやかに劇場に相談し、公演の実施・中止・延期について協議する。
●劇場施設内ではマスク着用のうえ、相互になるべく距離を取る。
原則舞台上(リハーサルや本番)以外の場面では、基本的にマスク着用とし、人と人との距離もなるべく取って、密にならないように注意し、舞台上以外での濃厚接触を避けるように気を付ける。
●炊き出し・大皿料理の提供をはおこなわず、弁当など個包装されたものでご対応ください。
飛沫感染・接触感染の可能性を最小限にするため、公演期間中は炊き出し・大皿料理等の形式での食事をおこなわず、弁当など個包装されたもののみとする。お客様からの食べ物の差し入れも個包装されたもののみ受け取ることを推奨する。
飲食物に限らず、ゴミは量が少なくても毎日劇場退出時に指定場所に廃棄する。ゴミの取り扱い時にはマスクを必ず着用し、作業終了後には手洗いを行う。
●劇場の換気等を十分に行い、清掃や消毒など可能な限りの感染予防策をとってください。
リハーサル中、上演中とも劇場内の換気扇は常時ONとしておく。当劇場は客席はもちろんロビーや楽屋にも基準をクリアした換気設備が設置されています。こちらも常時使用し換気に努める。また開場前や公演終了後には客席内・トイレ・ロビー等関係者・お客様が接触する範囲の清掃や消毒などをおこなう。
また可能な場合は、上演中のドアを開けた換気や休憩も検討する。ただし休憩が入ることによる観客同士の接触や会話が発生する事のリスクとのバランスには十分留意すること。劇場も相談に乗ります。
また劇場客席入り口には、お客様が使用できる消毒液などを用意するようにします。
●お客様の接客にあたるスタッフは、必ずマスクを着用してください。また、一般的な咳・くしゃみエチケットを利用者・観客ともに厳守するように呼び掛けてください。
お客様の接客にあたるスタッフは、必ずマスクを着用する。受付は、原則として劇場で用意した飛沫防止ビニールを施工したカウンターを使用する。ご来場のお客様にもマスクの着用をお願いし、マスク着用にご協力いただけないお客様にはご入場を辞退して頂く。(団体側で配布できるマスクを用意する場合は別途相談)
団体側で可能であれば、当日窓口の混雑を防ぎ、お金のやり取りなどを減らすために、予約時の事前決済や窓口でのキャッシュレス決済を利用する。(公演計画時にあらかじめご相談頂ければ劇場側でアドバイスや対応できる場合があります。)半券などお客様にお渡しするものも安全かつ最小限にできるように工夫して下さい。
●受付や客席入場の整列は十分な距離を取れるようにお客様を誘導して下さい。
受付や、客席に入場する列は、お客様同士の間隔が十分に取れるように、整列の案内をしてください。わかりやすく案内するための表示は劇場でご用意します。可能であれば、検温などに伴う受付の混雑を緩和するために、受付時間を早めに設定し、また受付後速やかに客席に入場できるタイムスケジュールの設定をご検討下さい。
●発熱・咳・全身痛などの症状で体調のすぐれないお客様には、ご来場を辞退していただいてください。
発熱、咳、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ、味覚や嗅覚の異常などの症状で体調のすぐれないお客様にはご来場を辞退していただくように事前に案内をおこなう。また、公演当日は受付前に検温器にてお客様全員の検温をおこない、37.5℃以上のお客様にはご入場を辞退していただく。
体調不良の来場辞退や、当日検温での辞退などのお客様には払い戻し等で不便の無いように配慮してください。
●座席数を通常より削減し、原則当日券の販売は行わない。
大阪府のガイドラインに従い、現時点で当劇場で許容しうる座席数(1stコロナ対応配席図・2ndコロナ対応配席図)を再設定しました。舞台から最前列の距離、座席間の距離で設定しているので、原則この座席数内で客席を運用して下さい。
客席数の制限を厳守するため(当日券の殺到で規定席数を超える事態など)、および後述するご来場者の正確な把握のため、原則当日券の販売はおこなわない。当日券の販売をどうしても実施する場合は、予め劇場と綿密な打ち合わせを行う事。
※客席の間引き等は、今後状況の変化や様々な劇場や類似施設の事例・科学的根拠の積み重ねによって変更される可能性があります。
●来場者を確実に把握、必要時には連絡できるように準備して下さい。
万一の感染発覚の際にご来場されたお客様に確実に連絡が取れるように、来場者名簿を整備して下さい。基本的にご予約受付時にお名前・お電話番号・メールアドレス・可能であればご住所を控えて下さい。(ご予約フォーム等でお客様にご記入頂くようにすれば、新たな作業はほぼ発生しません。)予約2枚で同行者ありなどの場合には、当日受付で同行者の方の連絡先も必ず記録するようにしてください。※保健所等の関係者に確認しましたが、名前と電話番号はマストです。メールアドレスのみはNGとの事でした。
また来場者名簿は個人情報となりますので、団体側で厳重に管理して下さい。
また、当劇場は「大阪コロナ追跡システム」に登録しています。お客様の安全のためにも可能な限りご来場時の登録を促してください。
●出演者による面会、グッズ販売はおこなわないでください。
感染のリスクをできるだけ減らすため、終演後の面会や出演者によるグッズ販売等、お客様と出演者が接触するような行為はおこなわない。グッズ販売は事前や事後のオンライン販売などを工夫するか、当日実施する場合は、制作・受付スタッフ等限られた方のみで感染防止に努めたうえでおこなう。
アンケートなども、基本的には客席やロビーでお書き頂く方式ではなく、オンラインアンケートやSNSなどの方法を工夫して下さい。
●公演終了後の健康状態を確認し必要があれば劇場に報告する。
公演が終了しても油断せず、各自が感染防止に取り組みつつ仕事や活動に取り組んで下さい。特に公演の疲れや油断などで感染するリスクに気を付けて下さい。公演終了からおおむね2週間経過時に公演関係者に再度の体調確認を行い感染の心配がないか確認してください。不安要素がある場合は即座に劇場に報告して下さい。
消毒薬などの衛生用品は劇場でも準備いたしますが、商品不足等で劇場備蓄も不足する場合がありますので、団体側でもご用意にご協力をお願いいたします。検温器は劇場で貸し出し用のものを用意しています。
劇場の消毒や清掃は、劇場スタッフのみでは手が足りない場合があるので、利用団体のみなさまにもご協力をお願いいたします。
また、客席減少が与える影響は、利用団体や公演内容により異なりますので、その対処方法や劇場費の減免などは個別のご相談にて対応させて頂きます。
●ご来場されるお客様にお願いすること
・下記のご協力を行っていただけない場合、ご入場をお断りする場合があります。
・緊急事態宣言の再発出や公演関係者の感染などにより、予期せず公演を延期・中止する可能性がございます。
●ご来場の前には、ご自身の感染リスクを確認してください。
ご来場を予定されている場合は、感染が確認された場所、感染された方、及びその濃厚接触者の方と接触していないことを確認してください。接触や感染の疑いがある場合は、ご来場をお控えください。また過去2週間以内に感染が引き続き拡大している国や地域へ訪問していないかもご注意下さい。
参考資料)大阪府:新型コロナウイルス感染症について
http://www.pref.osaka.lg.jp/iryo/osakakansensho/corona.html
●ご自身の健康状態をシビアにチェックし、少しでも不安要素のある場合はご来場をお控えください。
風邪の症状や37.5℃前後の発熱、咳、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ、味覚や嗅覚の異常がある場合はご来場をお控えください。十分な睡眠をとるなど、健康管理をこころがけてください。ご来場時に検温器で検温をおこないます。37.5℃以上の方はご入場をお断りします。あらかじめご了承ください。
またご自身の健康に問題が無くても、高齢者や基礎疾患のある方とご同居されている場合などは、感染リスクなどを冷静にご検討下さい。
●受付・入場時の列整列や人との距離にご注意下さい。
主催団体や劇場が、列の整理などをご指示させて頂きご案内いたしますが、お客様相互でも前後の距離を取るなどの対策にご協力ください。
●ご来場時の情報の記録にご協力ください。
万一の感染者の発覚の場合、お客様の安全や健康を確認するために、保健所などの機関が速やかにご来場者に連絡を取る必要がございます。ご予約時やご来場時にお客様のご連絡先などを記録させて頂きます。必要に応じて保健所等の公共機関に情報が提供される可能性がございます。情報は上演団体が厳重に管理し、不要になれば(基本公演から2週間以上経過)適切に廃棄させて頂きます。
また、当劇場は「大阪コロナ追跡システム」に登録しています。お客様の安全のためにも可能な限りご来場時にはご登録ください。
●こまめな手洗いや消毒など可能な限りの感染予防策をとってください。
ご来場時や公演終了後に関わらず、こまめな手洗いをおこなってください。洗っていない手で目・鼻・口に触れないようにお気を付けください。触れる必要のない劇場設備などに不用意に触れる事の無いようにご注意ください。劇場客席入り口に用意された、手指消毒薬などもご活用下さい。
●ご来場の際はマスクを着用してください。
今回の感染症は十分に気を付けていても、いつの間にか感染する・させる可能性もあります。いずれの場合にもマスク着用には一定の効果があります。劇場施設では必ずマスクの着用をお願いします。ご協力いただけないお客様はご入場をお断りさせて頂きます。ご了承ください。(マスク不足・高額のため、劇場・主催団体では十分に用意できないため、基本的にご自身でご用意ください。また、マスクの種類は問いませんが、鼻・口を確実に押さえる事が出来るものに限ります。)
また、客席やロビーでのお客様同士の会話も、最小限、小さな声にとどめ飛沫等が発生しないようにご配慮下さい。
●劇場内での水分補強を可能とします。
当劇場では、普段から夏の熱中症対策や咳対策も含めて、ペットボトル飲料や飴などの摂取に関しては容認して参りました。(いわゆる通常の飲食はロビー以外はNGです。)水分の定期的な摂取は、咳が出る事を防ぎ、飛沫防止などで感染防止に一定の効果が望めるようですので、ペットボトルや水筒など蓋付きの容器による水分の摂取はむしろ歓迎いたします。ただしこぼしたり、摂取の際の咳などには十分ご注意下さい。
●出演者による面会・グッズ販売はおこないません。
感染のリスクをできるだけ減らすため、出演者による面会・グッズ販売はおこないません。(公演によりグッズ販売は限られたスタッフにより実施する場合があります。)
●目の前の舞台を楽しんでください。
劇場から感染しない・させないことについて十分気を付けたら、普段より少し緊張するかもしれませんが、あとは目の前の舞台を存分に楽しんでください。舞台はその瞬間しかそこに存在しないものです。今は、満席の客席で沢山のお客様と喜びを共有する事はできませんが、少しずつ安全を確かめながらかつての満席を取り戻せるようにご協力をお願いいたします。また感想はSNSやアンケート等でお知らせいただくと、団体や劇場の今後のはげみとなります。
●公演鑑賞後のお願い。
公演終了後、面会などがお楽しみ頂けず恐縮ですが、客席・ロビーからは速やかにご退出下さい。またお帰りの際も交通機関や寄り道などでの感染防止に十分ご注意下さい。
ご来場から2週間くらいの間は、ご自身の健康状態の変化・不調が無いかお気遣い下さい。
劇場・公演主催者は、関係者の体調管理や劇場の換気・清掃・消毒など、可能な限りの感染防止策をとって上演いたします。ただし、上記の対策を全ておこなっても感染するリスクはございます。
お客様におかれましては、ご自身の体調はもちろん、同居ご家族の状況など、さまざまな面をご考慮の上、冷静な判断でご来場下さい。
−−−−−−−−−
当劇場では、このガイドラインを遵守する事で、可能な限り劇場内での感染リスクを下げる事ができると考えていますが、この新型コロナウイルス感染防止の取り組みには、現時点で絶対・間違いないという事は誰も言えません。
これらの当劇場の取り組みを冷静にご判断いただき、ご利用・ご来場をご検討頂ければと思います。
また、同時にご来場頂くお客様や劇場利用者だけでなく、劇場の周辺や社会の皆様に、劇場の取り組みや努力をご理解頂く事が大切であると思います。
「劇場の扉はあらゆる方に開かれている」という事を改めて、今後の劇場の取り組みの中で実践していきたいと考えています。
インディペンデントシアター劇場プロデューサー:相内唯史
2020年05月21日
インディペンデントシアターへのご支援のお願い
いつも応援・ご来場、本当にありがとうございます。
コロナ禍の中で、みなさん大変な状況が続いていると思いますが、いかがお過ごしでしょうか?
今は、何よりもみなさんが健康であることを祈るばかりです。
この数年、お陰様でインディペンデントシアターは1stと2ndの2つの劇場でほぼ毎週のように公演やイベントがあり、火曜日のゲキジョウという平日企画まであるものですから、お使い頂く劇団や関係者の方々、そしてご来場頂くお客様に会わない日は無いというのが日常でした。正直、人に会い過ぎて疲れたと感じる日があるくらいでした。
劇場の扉を閉ざしている今、その日々が劇場や自分にとってどれほど貴重で、ありがたいものだったかを日々思い知らされています。
よろしければ、劇場一時休館のお知らせもご参照下さい。
http://i-theatre.seesaa.net/article/474626267.html
この度、インディペンデントシアターは、2017年の活動開始より参加していた「全国小劇場ネットワーク」が行うクラウドファンディングに参加し、みなさまに当劇場への支援をお願いしたいと考えています。

ここから、このコロナ禍の中で考えた事、再確認したこと、この先の「再開」に向けて今思っている事などを書いていきます。
膨大な文章となるため、先に皆様にお願いしたい支援を箇条書きにします。両方でもどちらかでもご協力頂けたら嬉しいです。
(1)クラウドファンディングを通じて寄附する
インディペンデントシアターを支援したいとお考え頂ける方は、是非クラウドファンディングに寄附して下さい。金額の大小は関係なく、観に行きたかったけど延期になったチケット代の分など、可能なお気持ちで結構です。金額よりも今、当劇場や小劇場を応援したいという方々との繋がりを確かめたいという思いが強いです。
(2)クラウドファンディングの情報を拡散する
このクラウドファンディングの情報や、インディペンデントシアターが支援を必要としている事をSNSなどでお伝えください。一度だけでなく、ご迷惑にならない範囲で、何度か発信して頂けたら嬉しいです。こちらで発信する情報をリツイートして頂くだけでも助かります。
クラウドファンディングの詳細は、下記のプロジェクトページをご覧下さい。
https://readyfor.jp/projects/shogekijo-network
それではここから、インディペンデントシアターが今なぜ支援を必要としているのか、そして劇場を「再開」していく事への思いを書いていきたいと思います。
インディペンデントシアターは、劇場を新築するくらいだから懐事情には余裕があると誤解されているかもしれませんが、そんなことはありません。むしろ新築の為に莫大な融資を受けているため、今後何十年も返済していかなくてはならず、4月から6月までの3か月間一切収入が無いだけでも深刻なダメージを受けています。
さらに新型コロナで停滞してはいますが、新2ndの新築プロジェクトも継続して進行中です。(こちらは今後別途ご案内いたします。)
劇場の運営継続に関して、これまでにない赤寄りの黄色信号がともっています。
何度も倒れかけたインディペンデントシアターが「それでも劇場を続けていくのだ!」という宣言の一つが昨年の新1stの新築、そして今年の新2ndの新築でした。バラ色の未来を夢見たのではなく、これまで以上のいばらの道を血を流しながら裸足で踏みしめていく覚悟ではいましたが、こんな現在は想像外でした…。
それでもインディペンデントシアターは「劇場」を続けていきます!
インディペンデントシアターは、劇場を単に創り手(劇団)に貸し出し、作品を上演してもらうだけの場所ではなく、劇場も創り手の一人として、共に作品や公演を支えていく存在でありたいと考え、日々の劇場運営はもちろん、劇場自身が主体となる劇場プロデュース作品の製作や、演劇初心者でも劇場を使い易い仕組みとしての「火曜日のゲキジョウ」、新しい観客との出会いや自らの力を試したいと考える地域の劇団の大阪公演支援など、その時々に合わせた形で、劇場のあるべき形を模索してきました。
胸を張って自信作だと言える企画やアイディアは継続し、結果を出せずに終了した企画も山ほどあります。そうした自身の取り組みに誇りをもってこれまで劇場を続けてきました。
そして、全国には同じようにそれぞれの地域で地域の創り手と共に闘っている民間小劇場があります。
インディペンデントシアターは、劇場関連企画である最強の一人芝居フェスティバル「INDEPENDENT」や他地域から当劇場を使ってくれる劇団との関係性の中で、そういった地域の劇場とも出会い、協働してきました。
さらに全国小劇場ネットワークに参加することで、その範囲はさらに広がり、僕自身まだ訪れたことの無い劇場とも、このネットワークを通じて情報や意見を交換し、時には酒を酌み交わしてきました。
特に今回の新型コロナ禍の中でのオンラインミーティングは、より深くお互いの劇場を知り、それぞれが大切にしている事の共通点や違いを知り、それを認め合い、共に目指せる未来を探る、非常に豊かでヒリヒリした時間でした。
出来る事が限られている今の環境の中で、この議論は劇場を守っていく事の支えになりました。
そうして形づくられたのが、今回の劇場「再開」支援のためのクラウドファンディングです。
この「再開」支援は、単に今の劇場の窮状を支えるだけでなく、今後も劇場がそれぞれの地域に存続し、地域の創り手と手を携えて創作と公演の場を守り、さらに全国と繋がり、より豊かな演劇と劇場の未来を目指すためのものです。
緊急事態宣言の解除などで、条件付きで劇場が「再開」していきますが、そこには沢山の新たにクリアしなくてはいけない課題があります。感染拡大防止のためのガイドラインに添うことは言うまでもなく、感染防止の為の衛生用品を確保し(いまだに手に入れづらい状況が続きますね…。)消毒や検温などを適切に実施していく事、三密状態を避けるために客席数減少する事に付随して発生する諸問題をどのように解決するか、etc…。
これらの課題に、これからそれぞれの劇場が地域の実情に合わせて一つ一つ取り組んで行きます。元々資金やマンパワーに限りのある民間小劇場にとって、これは大きな負担となります。そこへの支援をお願いしたいというのが、このクラウドファンディングの基本的な趣旨です。
多くの皆様が徐々にお気づきになっているように、この状況はここからまだ長く続くと考えられます。
簡単にこれまでの劇場と演劇の日常が戻ってくるわけではありません。
僕はこの新型コロナ禍は、劇場の在り方を変える大きなチャンスだと思っています。(というかそうポジティブに思わないとやってられませんww) これまで約20年の劇場運営の中で考え続け、部分的に実践し、それでも答えを出し切れなかった、劇場と利用者の関係性や劇場が提供する空間以外の価値や役割といったものを、今こそ一歩押し進める時だと考えています。
正式なご報告までにはまだ少し時間がかかりそうですが、インディペンデントシアターはまた少し変わります。
そして、全国小劇場ネットワークは、このクラウドファンディングの為に立ち上がったのではなく、それ以前から活動を重ねる中で、劇場の在り方の一つの変革として、既存の助成金や公的支援に頼った劇団主体のツアーではなく、このネットワーク自体が主体となって、選んだ作品をネットワークで巡演するような新しいツアーやマーケットの仕組みを実現しようと動いていました。
この仕組みが実現すると、地域の劇場と劇団はタッグを組んで、他の地域や劇場が推薦する作品と切磋琢磨し、負担の無い全国ツアーを目指すことが可能になります。単独の劇場・単独の劇団・単独の地域では困難だったことが、このネットワークならば実現できるかもしれない。
それは、それぞれの地域で作品を楽しみに待つお客様にも、これまで以上に新しい作品や才能との出会いを生むはずです。
僕は、この全国小劇場ネットワークが、これから始まる劇場の「再開」の、さらに先に目指している未来、にベットして(賭けて)欲しいと思うのです。
いま、世界中が大変な中、それぞれの生活やお仕事にも影響がある中で、支援して欲しいとお願いする事はとても心苦しいです。
インディペンデントシアターはその名の通り、独立してそこに在り続ける事がポリシーです。「だったら自力で」と言われるのも承知の上で、今回はご支援をお願いしたい。
インディペンデントシアター( in→dependent theatre )の名前は、既成概念やこれまでの演劇界の常識といったものから「独立」し、それに縛られない劇場「独自」の価値観を打ち立てる事を意図し、また「in→」とあるように創り手と観客の双方が表現の世界に入っていくスタートラインを支える劇場であるという表明です。
劇場も人もただ一人で生きていく事はできません。この信念を支持してくれる、この劇場に期待してくれる創り手やお客様と一緒に前に進んで行きたい。
いま、その繋がりを確認させてほしい、信じさせて欲しいと思っています。
劇場の入口に立って、来られるお客様に「いらっしゃいませ〜」と明るく声をかける事の出来る日を心待ちに、「再開」の準備を始めます。
コロナ禍の中で、みなさん大変な状況が続いていると思いますが、いかがお過ごしでしょうか?
今は、何よりもみなさんが健康であることを祈るばかりです。
この数年、お陰様でインディペンデントシアターは1stと2ndの2つの劇場でほぼ毎週のように公演やイベントがあり、火曜日のゲキジョウという平日企画まであるものですから、お使い頂く劇団や関係者の方々、そしてご来場頂くお客様に会わない日は無いというのが日常でした。正直、人に会い過ぎて疲れたと感じる日があるくらいでした。
劇場の扉を閉ざしている今、その日々が劇場や自分にとってどれほど貴重で、ありがたいものだったかを日々思い知らされています。
よろしければ、劇場一時休館のお知らせもご参照下さい。
http://i-theatre.seesaa.net/article/474626267.html
この度、インディペンデントシアターは、2017年の活動開始より参加していた「全国小劇場ネットワーク」が行うクラウドファンディングに参加し、みなさまに当劇場への支援をお願いしたいと考えています。

ここから、このコロナ禍の中で考えた事、再確認したこと、この先の「再開」に向けて今思っている事などを書いていきます。
膨大な文章となるため、先に皆様にお願いしたい支援を箇条書きにします。両方でもどちらかでもご協力頂けたら嬉しいです。
(1)クラウドファンディングを通じて寄附する
インディペンデントシアターを支援したいとお考え頂ける方は、是非クラウドファンディングに寄附して下さい。金額の大小は関係なく、観に行きたかったけど延期になったチケット代の分など、可能なお気持ちで結構です。金額よりも今、当劇場や小劇場を応援したいという方々との繋がりを確かめたいという思いが強いです。
(2)クラウドファンディングの情報を拡散する
このクラウドファンディングの情報や、インディペンデントシアターが支援を必要としている事をSNSなどでお伝えください。一度だけでなく、ご迷惑にならない範囲で、何度か発信して頂けたら嬉しいです。こちらで発信する情報をリツイートして頂くだけでも助かります。
クラウドファンディングの詳細は、下記のプロジェクトページをご覧下さい。
https://readyfor.jp/projects/shogekijo-network
それではここから、インディペンデントシアターが今なぜ支援を必要としているのか、そして劇場を「再開」していく事への思いを書いていきたいと思います。
インディペンデントシアターは、劇場を新築するくらいだから懐事情には余裕があると誤解されているかもしれませんが、そんなことはありません。むしろ新築の為に莫大な融資を受けているため、今後何十年も返済していかなくてはならず、4月から6月までの3か月間一切収入が無いだけでも深刻なダメージを受けています。
さらに新型コロナで停滞してはいますが、新2ndの新築プロジェクトも継続して進行中です。(こちらは今後別途ご案内いたします。)
劇場の運営継続に関して、これまでにない赤寄りの黄色信号がともっています。
何度も倒れかけたインディペンデントシアターが「それでも劇場を続けていくのだ!」という宣言の一つが昨年の新1stの新築、そして今年の新2ndの新築でした。バラ色の未来を夢見たのではなく、これまで以上のいばらの道を血を流しながら裸足で踏みしめていく覚悟ではいましたが、こんな現在は想像外でした…。
それでもインディペンデントシアターは「劇場」を続けていきます!
インディペンデントシアターは、劇場を単に創り手(劇団)に貸し出し、作品を上演してもらうだけの場所ではなく、劇場も創り手の一人として、共に作品や公演を支えていく存在でありたいと考え、日々の劇場運営はもちろん、劇場自身が主体となる劇場プロデュース作品の製作や、演劇初心者でも劇場を使い易い仕組みとしての「火曜日のゲキジョウ」、新しい観客との出会いや自らの力を試したいと考える地域の劇団の大阪公演支援など、その時々に合わせた形で、劇場のあるべき形を模索してきました。
胸を張って自信作だと言える企画やアイディアは継続し、結果を出せずに終了した企画も山ほどあります。そうした自身の取り組みに誇りをもってこれまで劇場を続けてきました。
そして、全国には同じようにそれぞれの地域で地域の創り手と共に闘っている民間小劇場があります。
インディペンデントシアターは、劇場関連企画である最強の一人芝居フェスティバル「INDEPENDENT」や他地域から当劇場を使ってくれる劇団との関係性の中で、そういった地域の劇場とも出会い、協働してきました。
さらに全国小劇場ネットワークに参加することで、その範囲はさらに広がり、僕自身まだ訪れたことの無い劇場とも、このネットワークを通じて情報や意見を交換し、時には酒を酌み交わしてきました。
特に今回の新型コロナ禍の中でのオンラインミーティングは、より深くお互いの劇場を知り、それぞれが大切にしている事の共通点や違いを知り、それを認め合い、共に目指せる未来を探る、非常に豊かでヒリヒリした時間でした。
出来る事が限られている今の環境の中で、この議論は劇場を守っていく事の支えになりました。
そうして形づくられたのが、今回の劇場「再開」支援のためのクラウドファンディングです。
この「再開」支援は、単に今の劇場の窮状を支えるだけでなく、今後も劇場がそれぞれの地域に存続し、地域の創り手と手を携えて創作と公演の場を守り、さらに全国と繋がり、より豊かな演劇と劇場の未来を目指すためのものです。
緊急事態宣言の解除などで、条件付きで劇場が「再開」していきますが、そこには沢山の新たにクリアしなくてはいけない課題があります。感染拡大防止のためのガイドラインに添うことは言うまでもなく、感染防止の為の衛生用品を確保し(いまだに手に入れづらい状況が続きますね…。)消毒や検温などを適切に実施していく事、三密状態を避けるために客席数減少する事に付随して発生する諸問題をどのように解決するか、etc…。
これらの課題に、これからそれぞれの劇場が地域の実情に合わせて一つ一つ取り組んで行きます。元々資金やマンパワーに限りのある民間小劇場にとって、これは大きな負担となります。そこへの支援をお願いしたいというのが、このクラウドファンディングの基本的な趣旨です。
多くの皆様が徐々にお気づきになっているように、この状況はここからまだ長く続くと考えられます。
簡単にこれまでの劇場と演劇の日常が戻ってくるわけではありません。
僕はこの新型コロナ禍は、劇場の在り方を変える大きなチャンスだと思っています。(というかそうポジティブに思わないとやってられませんww) これまで約20年の劇場運営の中で考え続け、部分的に実践し、それでも答えを出し切れなかった、劇場と利用者の関係性や劇場が提供する空間以外の価値や役割といったものを、今こそ一歩押し進める時だと考えています。
正式なご報告までにはまだ少し時間がかかりそうですが、インディペンデントシアターはまた少し変わります。
そして、全国小劇場ネットワークは、このクラウドファンディングの為に立ち上がったのではなく、それ以前から活動を重ねる中で、劇場の在り方の一つの変革として、既存の助成金や公的支援に頼った劇団主体のツアーではなく、このネットワーク自体が主体となって、選んだ作品をネットワークで巡演するような新しいツアーやマーケットの仕組みを実現しようと動いていました。
この仕組みが実現すると、地域の劇場と劇団はタッグを組んで、他の地域や劇場が推薦する作品と切磋琢磨し、負担の無い全国ツアーを目指すことが可能になります。単独の劇場・単独の劇団・単独の地域では困難だったことが、このネットワークならば実現できるかもしれない。
それは、それぞれの地域で作品を楽しみに待つお客様にも、これまで以上に新しい作品や才能との出会いを生むはずです。
僕は、この全国小劇場ネットワークが、これから始まる劇場の「再開」の、さらに先に目指している未来、にベットして(賭けて)欲しいと思うのです。
いま、世界中が大変な中、それぞれの生活やお仕事にも影響がある中で、支援して欲しいとお願いする事はとても心苦しいです。
インディペンデントシアターはその名の通り、独立してそこに在り続ける事がポリシーです。「だったら自力で」と言われるのも承知の上で、今回はご支援をお願いしたい。
インディペンデントシアター( in→dependent theatre )の名前は、既成概念やこれまでの演劇界の常識といったものから「独立」し、それに縛られない劇場「独自」の価値観を打ち立てる事を意図し、また「in→」とあるように創り手と観客の双方が表現の世界に入っていくスタートラインを支える劇場であるという表明です。
劇場も人もただ一人で生きていく事はできません。この信念を支持してくれる、この劇場に期待してくれる創り手やお客様と一緒に前に進んで行きたい。
いま、その繋がりを確認させてほしい、信じさせて欲しいと思っています。
劇場の入口に立って、来られるお客様に「いらっしゃいませ〜」と明るく声をかける事の出来る日を心待ちに、「再開」の準備を始めます。
2020年5月21日 インディペンデントシアター劇場プロデューサー:相内唯史
2020年05月07日
インディペンデントシアター一時休館のおしらせ
インディペンデントシアターは、現在の新型コロナウィルスの感染状況、ならびに緊急事態宣言下での、大阪府による営業自粛要請に従い一時劇場を休館いたします。
※緊急事態宣言の延長を受け、休館期限を延長いたしました。(5/7発表)
休館期限:
2020年4月18日(土)〜5月6日(水祝) 5月31日(日)
運営状況:
●期間中、劇場施設は閉鎖、劇場へのお問い合わせ等、制作業務は基本在宅勤務化いたします。
●お電話ではなく公式メールアドレスにて対応させて頂きます。
●スタッフは週数日、必要に応じて出勤します。
ただし、今後の緊急事態宣言の延長等や大阪府市の感染状況により独自判断で延長する可能性もございます。
また、緊急事態宣言発令前後から、4月のプログラムはほぼ全て延期となっていた為、4/4(土)からは実質休館状態でした。
インディペンデントシアターは、今回の新型コロナウィルスの感染状況下でも、基本的に劇場を閉めない方針をこれまで貫いて来ました。
劇場は演劇人をはじめとする表現者にとってのホームであり、同時に最後の砦であるというのが我々の信念です。上演が無くとも稽古をはじめ、表現者が集まり交流できる場も必要です。
その砦の扉を閉ざす時には、本当に他に取るべき方法が無い時、必要な時でなくてはならないと考えています。
残念ながら、その時が来てしまいました。
今は、創り手・観客に区別なく、それぞれの健康や安全を最優先し、身近な人や家族、さらには遠くの知り合いの事にも思いを寄せて、今を生き抜くことに注力しなくてはならない状況であると思います。
インディペンデントシアターにとって、一時的とはいえ休館の判断は、自らのポリシーに背くことであり、苦渋の決断です。
しかし今はそれが必要と感じています。
インディペンデントシアターがスタートして10年までの間は、1か月にプログラムが一つもないという事も、まだまだありました。純粋な収入不足から閉館のピンチに見舞われたことも、片手では足りません。
ありがたいことに、今は大阪を代表する劇場の一つとして関西圏だけでなく、日本中の多くの創り手と観客のみなさまに支えて頂いている事は感謝してもしきれません。
劇場が何も動いていないときも、インディペンデントシアターは劇場でした。劇場の旗を掲げ、創り手とやがてそこで産まれる作品の為に扉を開け続けてきました。
今、インディペンデントシアターは扉をひと時閉じます。しかし劇場であることに変わりはありません。依然劇場の旗は掲げられ、この危機を乗り切った時に、創り手と観客が足を運べるようにこの場所を守り抜く所存です。
建物としては閉館していても、いつでも創り手と観客に気持ちは開いています。
劇場休館中でも、当劇場での公演に限らず、何でも相談して下さい。(平常時でもそうでした、地域から当劇場に相談にきて、他の劇場を紹介した劇団や作品の何と多い事ww その作品にふさわしい劇場で上演されるのが一番というのが当劇場のもう一つのポリシーです。そしてこれは絶対にウチという作品は決して逃しません!)
劇場には個人や劇団以上に情報やノウハウが集まってきます。何かアドバイスできることがあるかもしれません。
自粛で家にこもらねばならず、不安やストレスに悩まされている事の相談や愚痴でも結構です。(とは言いつつ、相談殺到したら対応しきれないかもです。ごめんなさいww)
インディペンデントシアターは、
その扉をくぐれなくても、いつでもあなたのそばに居ます。
今、笑顔で劇場の客席でお会い出来ないのは寂しいですが、
その日は必ずやってきます!
大事なご報告はこちらまで、以下、話は少々脱線気味かもしれませんが、もう少し書きます。
インディペンデントシアターが、マジピンチで、本当に3か月後には消滅するかもしれない、という事態がかつてありました。(この話は、2018年末に初代1st最終イベントの中で少し触れています。)
その時、「劇場」という「建物」を失っても、「劇場」として存続し続ける事は出来ないのか?と考えたことがありました。言わば「劇場を持たない劇場」。
「最強の一人芝居フェス=INDEPENDENT」をはじめとする劇場プロデュース作品の製作や火曜日のゲキジョウなどの平日公演、クリエイティブボックスプランなどのカンパニー支援策など、空間以外の劇場の機能を積極的に推進してきたインディペンデントシアターとしては、それらが存続すればハコ=建物に固執する必要は無いのでは無いか?と考えたのです。そうして考えながら世界の演劇を見渡した時、既に先例がありました。
「ナショナル・シアター・オブ・スコットランド(NTS)」
まさに劇場を持たない国立劇場。
興味のある方はコチラ→https://www.nntt.jac.go.jp/centre/library/theatre_w/12.html
僕は、観たこともないその存在に大変励まされ(のちに2015年、佐々木蔵之介「マクベス(NTS版)」にて、NTSの作品に触れる事になるのは、また別のお話…。)、仮に建物としての劇場を失う事になっても、インディペンデントシアターが培って来たコンテンツが生き延びれば劇場は死なないと強く信じる事ができ、だからこそ、建物としての劇場を失わない為に必死になって、何とかここまで生き延びてくることができたのです。
劇場の冠企画である「INDEPENDENT」を劇場運営から独立させたのも、この劇場を持たない劇場への布石の一つでした。そして「INDEPENDENT」はまさに、劇場を持たない劇場のように、日本中、これからは世界中の空間(さらにはオンライン上までも→IN:1/5)を一人芝居のステージに変えていくのです。
劇場一時閉館の話から、建物を持たない劇場の話まで飛躍しすぎと我ながら思いますが、インディペンデントシアターにとって、この一時閉館は冷静でいられないほど重大な事態であるという事だけご理解頂き、お許し頂ければ幸いです。
また、劇場でお会いいたしましょう。
※緊急事態宣言の延長を受け、休館期限を延長いたしました。(5/7発表)
休館期限:
2020年4月18日(土)〜
運営状況:
●期間中、劇場施設は閉鎖、劇場へのお問い合わせ等、制作業務は基本在宅勤務化いたします。
●お電話ではなく公式メールアドレスにて対応させて頂きます。
●スタッフは週数日、必要に応じて出勤します。
ただし、今後の緊急事態宣言の延長等や大阪府市の感染状況により独自判断で延長する可能性もございます。
また、緊急事態宣言発令前後から、4月のプログラムはほぼ全て延期となっていた為、4/4(土)からは実質休館状態でした。
インディペンデントシアターは、今回の新型コロナウィルスの感染状況下でも、基本的に劇場を閉めない方針をこれまで貫いて来ました。
劇場は演劇人をはじめとする表現者にとってのホームであり、同時に最後の砦であるというのが我々の信念です。上演が無くとも稽古をはじめ、表現者が集まり交流できる場も必要です。
その砦の扉を閉ざす時には、本当に他に取るべき方法が無い時、必要な時でなくてはならないと考えています。
残念ながら、その時が来てしまいました。
今は、創り手・観客に区別なく、それぞれの健康や安全を最優先し、身近な人や家族、さらには遠くの知り合いの事にも思いを寄せて、今を生き抜くことに注力しなくてはならない状況であると思います。
インディペンデントシアターにとって、一時的とはいえ休館の判断は、自らのポリシーに背くことであり、苦渋の決断です。
しかし今はそれが必要と感じています。
インディペンデントシアターがスタートして10年までの間は、1か月にプログラムが一つもないという事も、まだまだありました。純粋な収入不足から閉館のピンチに見舞われたことも、片手では足りません。
ありがたいことに、今は大阪を代表する劇場の一つとして関西圏だけでなく、日本中の多くの創り手と観客のみなさまに支えて頂いている事は感謝してもしきれません。
劇場が何も動いていないときも、インディペンデントシアターは劇場でした。劇場の旗を掲げ、創り手とやがてそこで産まれる作品の為に扉を開け続けてきました。
今、インディペンデントシアターは扉をひと時閉じます。しかし劇場であることに変わりはありません。依然劇場の旗は掲げられ、この危機を乗り切った時に、創り手と観客が足を運べるようにこの場所を守り抜く所存です。
建物としては閉館していても、いつでも創り手と観客に気持ちは開いています。
劇場休館中でも、当劇場での公演に限らず、何でも相談して下さい。(平常時でもそうでした、地域から当劇場に相談にきて、他の劇場を紹介した劇団や作品の何と多い事ww その作品にふさわしい劇場で上演されるのが一番というのが当劇場のもう一つのポリシーです。そしてこれは絶対にウチという作品は決して逃しません!)
劇場には個人や劇団以上に情報やノウハウが集まってきます。何かアドバイスできることがあるかもしれません。
自粛で家にこもらねばならず、不安やストレスに悩まされている事の相談や愚痴でも結構です。(とは言いつつ、相談殺到したら対応しきれないかもです。ごめんなさいww)
インディペンデントシアターは、
その扉をくぐれなくても、いつでもあなたのそばに居ます。
今、笑顔で劇場の客席でお会い出来ないのは寂しいですが、
その日は必ずやってきます!
大事なご報告はこちらまで、以下、話は少々脱線気味かもしれませんが、もう少し書きます。
インディペンデントシアターが、マジピンチで、本当に3か月後には消滅するかもしれない、という事態がかつてありました。(この話は、2018年末に初代1st最終イベントの中で少し触れています。)
その時、「劇場」という「建物」を失っても、「劇場」として存続し続ける事は出来ないのか?と考えたことがありました。言わば「劇場を持たない劇場」。
「最強の一人芝居フェス=INDEPENDENT」をはじめとする劇場プロデュース作品の製作や火曜日のゲキジョウなどの平日公演、クリエイティブボックスプランなどのカンパニー支援策など、空間以外の劇場の機能を積極的に推進してきたインディペンデントシアターとしては、それらが存続すればハコ=建物に固執する必要は無いのでは無いか?と考えたのです。そうして考えながら世界の演劇を見渡した時、既に先例がありました。
「ナショナル・シアター・オブ・スコットランド(NTS)」
まさに劇場を持たない国立劇場。
興味のある方はコチラ→https://www.nntt.jac.go.jp/centre/library/theatre_w/12.html
僕は、観たこともないその存在に大変励まされ(のちに2015年、佐々木蔵之介「マクベス(NTS版)」にて、NTSの作品に触れる事になるのは、また別のお話…。)、仮に建物としての劇場を失う事になっても、インディペンデントシアターが培って来たコンテンツが生き延びれば劇場は死なないと強く信じる事ができ、だからこそ、建物としての劇場を失わない為に必死になって、何とかここまで生き延びてくることができたのです。
劇場の冠企画である「INDEPENDENT」を劇場運営から独立させたのも、この劇場を持たない劇場への布石の一つでした。そして「INDEPENDENT」はまさに、劇場を持たない劇場のように、日本中、これからは世界中の空間(さらにはオンライン上までも→IN:1/5)を一人芝居のステージに変えていくのです。
劇場一時閉館の話から、建物を持たない劇場の話まで飛躍しすぎと我ながら思いますが、インディペンデントシアターにとって、この一時閉館は冷静でいられないほど重大な事態であるという事だけご理解頂き、お許し頂ければ幸いです。
また、劇場でお会いいたしましょう。
インディペンデントシアター劇場プロデューサー:相内唯史
2020年03月13日
新・公演実施ガイドライン
新型コロナウィルスの感染拡大防止に関して、当劇場としては2/28にリリースした方針の元、感染防止対策を行って公演を実施して参りましたが、突劇金魚プロデュースGoldFish Theatreの公演中止を受けて、今後上演を継続するにはさらに具体的なガイドラインと感染防止対策が必要と判断し、新しい公演実施ガイドラインを決定いたしました。
このガイドラインは、公演実施を検討する主催団体の段階と、ご来場頂くお客様の段階の2段階で、感染リスクを可能な限り下げる方策です。
●公演実施に向けて主催団体にお願いする事
※下記の対応を行っていただけない場合、公演の実施をお断りいたします。
●稽古場、劇場に出入りする出演者及びスタッフ全員の感染リスクを確認してください。
報道資料等で感染者の情報・行動歴を随時確認し、稽古場・劇場に出入りする公演関係者全員(仕込み・バラシ・受付等の増員を含む)が、感染が確認された場所、感染された方、及びその濃厚接触者の方と接触していないことを確認する。打ち合わせ後も随時確認を継続し、該当したタイミングですみやかに劇場に相談し、公演の実施・中止・延期について協議する。
資料)大阪府:新型コロナウイルス感染症について
http://www.pref.osaka.lg.jp/iryo/osakakansensho/corona.html
●出演者及びスタッフは、自身の健康状態をシビアにチェックし、少しでも不安要素のある場合は冷静に申告し、降板や公演の中止を検討してください。
劇場にいる公演関係者全員は毎日検温をおこない、記録を付ける。
風邪などの症状や37.5℃前後の発熱、咳、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさがある場合は、団体の責任者に申告する。申告があった場合、団体の責任者はすみやかに劇場に相談し、公演の実施・中止・延期について協議する。
●炊き出し・大皿料理の提供をはおこなわず、弁当など個包装されたものでご対応ください。
飛沫感染・接触感染の可能性を最小限にするため、公演期間中は炊き出し・大皿料理等の形式での食事をおこなわず、弁当など個包装されたもののみとする。お客様からの食べ物の差し入れも個包装されたもののみ受け取ることを推奨する。
●発熱・咳・全身痛などの症状で体調のすぐれないお客様には、ご来場を辞退していただいてください。その場合の払い戻し等はお客様に不便の無いように配慮してください。
発熱・席・全身痛などの症状で体調のすぐれないお客様にはご来場を辞退していただくように事前に案内をおこなう。また、その際に報道資料等での感染者の情報・行動歴を確認してもらうことを推奨する。公演当日は検温器にてお客様全員の検温をおこない、37.5℃以上のお客様にはご入場を辞退していただく。
●劇場の換気等を十分に行い、清掃や消毒など可能な限りの感染予防策をとってください。
劇場内の換気扇は常時ONとしておく。開場前や公演終了後には客席内・トイレ・ロビー等関係者・お客様が接触する範囲の清掃や消毒などをおこなう。
●お客様及びお客様の接客にあたるスタッフは、マスクを着用してください。また、一般的な咳・くしゃみエチケットを主催者・観客ともに厳守するように呼び掛けてください。
お客様の接客にあたるスタッフは、マスクを着用する。ご来場のお客様にもマスクの着用をお願いし、マスクの着用にご協力いただけないお客様にはご入場を辞退していただく。
●可能な限り座席間の距離を取り、当日券の販売はおこなわないでください。
予約数の上限を通常よりも少なく設定し、舞台から最前列の距離、座席間の距離を可能な限り取る。来場者数の制限およびご来場のお客様の連絡先を把握するため、当日券の販売はおこなわない。予約漏れ等の場合もその場で連絡先を確認しておくなど、万一のさい、公演後に全てのお客様と連絡がとれる状態にする。予約漏れ等の場合でも、公演打ち合わせ時に設定した席数の上限を超えている場合はご入場を辞退していただく。
●出演者による面会、グッズ販売はおこなわないでください。
感染の可能性をできるだけ減らすため、終演後の面会や出演者によるグッズ販売等、お客様と出演者が接触するような行為はおこなわない。グッズ販売は制作・受付スタッフ等限られた方のみでおこなう。
●ご来場されるお客様にお願いすること
※下記の対応を行っていただけない場合、ご入場をお断りする場合があります。
●ご来場の前には、報道資料等で感染者の情報や行動歴を確認し、ご自身の感染リスクを確認してください。
報道資料等で感染者の情報・行動歴を随時確認し、感染が確認された場所、感染された方、及びその濃厚接触者の方と接触していないことを確認してください。感染・接触の疑いがある場合は、ご来場をお控えください。
資料)大阪府:新型コロナウイルス感染症について
http://www.pref.osaka.lg.jp/iryo/osakakansensho/corona.html
●ご自身の健康状態をシビアにチェックし、少しでも不安要素のある場合はご来場をお控えください。
風邪の症状や37.5℃前後の発熱、咳、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさがある場合はご来場をお控えください。十分な睡眠をとるなど、健康管理をこころがけてください。ご来場時に検温器で検温をおこないます。37.5℃以上の方はご入場をお断りします。ご了承ください。
●こまめな手洗いや消毒など可能な限りの感染予防策をとってください。
ご来場時や公演終了後に関わらず、こまめな手洗いをおこなってください。洗っていない手で目・鼻・口に触れないようにお気を付けください。触れる必要のない劇場設備などに不用意に触れる事の無いようにご注意ください。
●ご来場の際はマスクを着用してください。
十分に気を付けていても、いつの間にか感染している可能性もあります。マスクの着用にご協力いただけないお客様にはご入場をお控えいただきます。ご了承ください。(マスク不足のため、劇場・主催団体では十分に用意できないため、必ずご自身でご用意ください。)
●劇場内での水分補強を可能とします。
当劇場では、普段から夏の熱中症対策や咳対策も含めて、所謂通常の飲食はNG(ロビーは可)ですが、ペットボトル飲料や飴などの摂取に関しては容認して参りました。水分の定期的な摂取は、新型コロナウィルス対策に多少の効果が認められるようですので、ペットボトルや水筒など蓋付きの容器による水分の摂取はむしろ歓迎いたします。ただしこぼしたり、摂取の際の咳など十分にご注意下さい。※3/15追加項目
●出演者による面会・グッズ販売はおこないません。
感染の可能性をできるだけ減らすため、出演者による面会・グッズ販売はおこないません。(グッズ販売は限らたスタッフにより実施する場合があります。)
●目の前の舞台を楽しんでください。
劇場から感染しない・させないことについて十分気を付けたら、あとは目の前の舞台を存分に楽しんでください。舞台はその瞬間しかそこに存在しないものです。感想はSNSやアンケート等でお知らせいただくと、団体や劇場の今後のはげみとなります。
公演主催団体は、上記のガイドラインを遵守する事はもちろん、それ以前の前提条件として、座組内で公演の継続に関して冷静かつ慎重に話し合い熟慮したうえで、公演実施を検討して下さい。
お客様におかれましては、劇場・公演主催者は、関係者の体調管理や劇場の換気・清掃・消毒、座席間の距離をとるなど、可能な限りの感染防止策をとって上演します。ただし、上記の対策を全ておこなっても感染するリスクはございます。
ご自身の体調はもちろん、同居ご家族の状況など、さまざまな面をご考慮の上、冷静な判断でご来場下さい。
このガイドラインは、公演実施を検討する主催団体の段階と、ご来場頂くお客様の段階の2段階で、感染リスクを可能な限り下げる方策です。
●公演実施に向けて主催団体にお願いする事
※下記の対応を行っていただけない場合、公演の実施をお断りいたします。
●稽古場、劇場に出入りする出演者及びスタッフ全員の感染リスクを確認してください。
報道資料等で感染者の情報・行動歴を随時確認し、稽古場・劇場に出入りする公演関係者全員(仕込み・バラシ・受付等の増員を含む)が、感染が確認された場所、感染された方、及びその濃厚接触者の方と接触していないことを確認する。打ち合わせ後も随時確認を継続し、該当したタイミングですみやかに劇場に相談し、公演の実施・中止・延期について協議する。
資料)大阪府:新型コロナウイルス感染症について
http://www.pref.osaka.lg.jp/iryo/osakakansensho/corona.html
●出演者及びスタッフは、自身の健康状態をシビアにチェックし、少しでも不安要素のある場合は冷静に申告し、降板や公演の中止を検討してください。
劇場にいる公演関係者全員は毎日検温をおこない、記録を付ける。
風邪などの症状や37.5℃前後の発熱、咳、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさがある場合は、団体の責任者に申告する。申告があった場合、団体の責任者はすみやかに劇場に相談し、公演の実施・中止・延期について協議する。
●炊き出し・大皿料理の提供をはおこなわず、弁当など個包装されたものでご対応ください。
飛沫感染・接触感染の可能性を最小限にするため、公演期間中は炊き出し・大皿料理等の形式での食事をおこなわず、弁当など個包装されたもののみとする。お客様からの食べ物の差し入れも個包装されたもののみ受け取ることを推奨する。
●発熱・咳・全身痛などの症状で体調のすぐれないお客様には、ご来場を辞退していただいてください。その場合の払い戻し等はお客様に不便の無いように配慮してください。
発熱・席・全身痛などの症状で体調のすぐれないお客様にはご来場を辞退していただくように事前に案内をおこなう。また、その際に報道資料等での感染者の情報・行動歴を確認してもらうことを推奨する。公演当日は検温器にてお客様全員の検温をおこない、37.5℃以上のお客様にはご入場を辞退していただく。
●劇場の換気等を十分に行い、清掃や消毒など可能な限りの感染予防策をとってください。
劇場内の換気扇は常時ONとしておく。開場前や公演終了後には客席内・トイレ・ロビー等関係者・お客様が接触する範囲の清掃や消毒などをおこなう。
●お客様及びお客様の接客にあたるスタッフは、マスクを着用してください。また、一般的な咳・くしゃみエチケットを主催者・観客ともに厳守するように呼び掛けてください。
お客様の接客にあたるスタッフは、マスクを着用する。ご来場のお客様にもマスクの着用をお願いし、マスクの着用にご協力いただけないお客様にはご入場を辞退していただく。
●可能な限り座席間の距離を取り、当日券の販売はおこなわないでください。
予約数の上限を通常よりも少なく設定し、舞台から最前列の距離、座席間の距離を可能な限り取る。来場者数の制限およびご来場のお客様の連絡先を把握するため、当日券の販売はおこなわない。予約漏れ等の場合もその場で連絡先を確認しておくなど、万一のさい、公演後に全てのお客様と連絡がとれる状態にする。予約漏れ等の場合でも、公演打ち合わせ時に設定した席数の上限を超えている場合はご入場を辞退していただく。
●出演者による面会、グッズ販売はおこなわないでください。
感染の可能性をできるだけ減らすため、終演後の面会や出演者によるグッズ販売等、お客様と出演者が接触するような行為はおこなわない。グッズ販売は制作・受付スタッフ等限られた方のみでおこなう。
●ご来場されるお客様にお願いすること
※下記の対応を行っていただけない場合、ご入場をお断りする場合があります。
●ご来場の前には、報道資料等で感染者の情報や行動歴を確認し、ご自身の感染リスクを確認してください。
報道資料等で感染者の情報・行動歴を随時確認し、感染が確認された場所、感染された方、及びその濃厚接触者の方と接触していないことを確認してください。感染・接触の疑いがある場合は、ご来場をお控えください。
資料)大阪府:新型コロナウイルス感染症について
http://www.pref.osaka.lg.jp/iryo/osakakansensho/corona.html
●ご自身の健康状態をシビアにチェックし、少しでも不安要素のある場合はご来場をお控えください。
風邪の症状や37.5℃前後の発熱、咳、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさがある場合はご来場をお控えください。十分な睡眠をとるなど、健康管理をこころがけてください。ご来場時に検温器で検温をおこないます。37.5℃以上の方はご入場をお断りします。ご了承ください。
●こまめな手洗いや消毒など可能な限りの感染予防策をとってください。
ご来場時や公演終了後に関わらず、こまめな手洗いをおこなってください。洗っていない手で目・鼻・口に触れないようにお気を付けください。触れる必要のない劇場設備などに不用意に触れる事の無いようにご注意ください。
●ご来場の際はマスクを着用してください。
十分に気を付けていても、いつの間にか感染している可能性もあります。マスクの着用にご協力いただけないお客様にはご入場をお控えいただきます。ご了承ください。(マスク不足のため、劇場・主催団体では十分に用意できないため、必ずご自身でご用意ください。)
●劇場内での水分補強を可能とします。
当劇場では、普段から夏の熱中症対策や咳対策も含めて、所謂通常の飲食はNG(ロビーは可)ですが、ペットボトル飲料や飴などの摂取に関しては容認して参りました。水分の定期的な摂取は、新型コロナウィルス対策に多少の効果が認められるようですので、ペットボトルや水筒など蓋付きの容器による水分の摂取はむしろ歓迎いたします。ただしこぼしたり、摂取の際の咳など十分にご注意下さい。※3/15追加項目
●出演者による面会・グッズ販売はおこないません。
感染の可能性をできるだけ減らすため、出演者による面会・グッズ販売はおこないません。(グッズ販売は限らたスタッフにより実施する場合があります。)
●目の前の舞台を楽しんでください。
劇場から感染しない・させないことについて十分気を付けたら、あとは目の前の舞台を存分に楽しんでください。舞台はその瞬間しかそこに存在しないものです。感想はSNSやアンケート等でお知らせいただくと、団体や劇場の今後のはげみとなります。
公演主催団体は、上記のガイドラインを遵守する事はもちろん、それ以前の前提条件として、座組内で公演の継続に関して冷静かつ慎重に話し合い熟慮したうえで、公演実施を検討して下さい。
お客様におかれましては、劇場・公演主催者は、関係者の体調管理や劇場の換気・清掃・消毒、座席間の距離をとるなど、可能な限りの感染防止策をとって上演します。ただし、上記の対策を全ておこなっても感染するリスクはございます。
ご自身の体調はもちろん、同居ご家族の状況など、さまざまな面をご考慮の上、冷静な判断でご来場下さい。
2020年03月12日
劇場に出入りされた方の検査結果と今後の劇場運営について
昨日、突劇金魚プロデユースGoldFish Theatre #3『GFT版 贋作・桜の森の満開の下』公演中止を発表させて頂きました。
なお、この公演の座組の中に感染リスクの高い方がいたと勘違いされている情報があるようですが、そのような事実はございません。演劇関係者・観客・出入りの運送屋など業者を含め、この1か月間に当劇場に出入りしたのべ千人以上の中の一人です。
公演中止の経緯と理由として「この1か月間に当劇場に出入りした方々の中に新型コロナウィルス感染のリスクが高い方がおり、PCR検査の結果を待っている」という事をご報告申し上げました。
その結果が出ました。
「陰性」でした。
この結果自体は大変喜ばしい事であり、本公演の中止を決定した直接的なリスクは回避することが出来ました。
しかしながら、これは自身のプライバシーのリスクを理解の上で情報公開に協力してくれた方がいたからこそであり、現在の劇場運営や主催団体の公演実施は、極めて危ういバランスの上に成り立っているということを強く実感する事態でした。
既に皆様ご理解のように、新型コロナウィルスは、感染力が強く感染しても無症状の場合があるなど、公演関係者・観客の皆様いずれに関しても既にリスクを抱えている状況と言わざる負えません。
危険なのは劇場やライブハウスなどだけではなく、公共交通機関や飲食店にも同様にリスクはあり、日常生活の中で感染がおこらないとは言えない状況です。
今回の公演は4チーム総勢80名以上と、座組の人数も大変多く、今回の直接的なリスクを回避したとしても、潜在的なリスクが大変大きく、またご来場されるお客様もトータルで600名を超える規模が想定されることから、現時点での公演の継続は極めて難しいという判断を取らざる負えませんでした。
苦渋の決断を取られた突劇金魚と座組の皆様には、敬意とお詫びそして感謝を申し上げます。
公演を楽しみにされていたお客様におかれましても、深くお詫び申し上げます。
当劇場としても、会場変更で公演の実施を実現しようとするカンパニーを何とか支援したいと考えて応援した結果、期待を持たせて突き落とすような事態となり、本当に残念で申し訳なく思います。
全ての演劇公演、あるいはライブパフォーマンスは、1度切りの事です。何ステージあろうと同じ瞬間は決してやってきません。だからこそ、その魅力に惹かれるのだし、劇場としてそれを守りたいと思うのです。
来週以降の当劇場の公演に関しましては、当劇場の当初の指針通り劇場の運営は継続いたします。
しかし今回の事態を踏まえまして、公演を実施できるかどうかのより厳しいチェックルールを設け、それを確認できた場合には公演を開催いたします。加えてご来場頂くお客様にもお守りいただくルールの厳重化を実施し、劇場での感染を可能な限り避ける事ができる対策を取ります。
ご利用者にも、お客様にもご不便をかけますが、演劇や表現活動、そしてライブハウスや劇場が社会の悪者ではなく、必要なものであると、これまで以上に多くの方に分かっていただけるように、ご理解ご協力をお願いいたします。
なお、この公演の座組の中に感染リスクの高い方がいたと勘違いされている情報があるようですが、そのような事実はございません。演劇関係者・観客・出入りの運送屋など業者を含め、この1か月間に当劇場に出入りしたのべ千人以上の中の一人です。
公演中止の経緯と理由として「この1か月間に当劇場に出入りした方々の中に新型コロナウィルス感染のリスクが高い方がおり、PCR検査の結果を待っている」という事をご報告申し上げました。
その結果が出ました。
「陰性」でした。
この結果自体は大変喜ばしい事であり、本公演の中止を決定した直接的なリスクは回避することが出来ました。
しかしながら、これは自身のプライバシーのリスクを理解の上で情報公開に協力してくれた方がいたからこそであり、現在の劇場運営や主催団体の公演実施は、極めて危ういバランスの上に成り立っているということを強く実感する事態でした。
既に皆様ご理解のように、新型コロナウィルスは、感染力が強く感染しても無症状の場合があるなど、公演関係者・観客の皆様いずれに関しても既にリスクを抱えている状況と言わざる負えません。
危険なのは劇場やライブハウスなどだけではなく、公共交通機関や飲食店にも同様にリスクはあり、日常生活の中で感染がおこらないとは言えない状況です。
今回の公演は4チーム総勢80名以上と、座組の人数も大変多く、今回の直接的なリスクを回避したとしても、潜在的なリスクが大変大きく、またご来場されるお客様もトータルで600名を超える規模が想定されることから、現時点での公演の継続は極めて難しいという判断を取らざる負えませんでした。
苦渋の決断を取られた突劇金魚と座組の皆様には、敬意とお詫びそして感謝を申し上げます。
公演を楽しみにされていたお客様におかれましても、深くお詫び申し上げます。
当劇場としても、会場変更で公演の実施を実現しようとするカンパニーを何とか支援したいと考えて応援した結果、期待を持たせて突き落とすような事態となり、本当に残念で申し訳なく思います。
全ての演劇公演、あるいはライブパフォーマンスは、1度切りの事です。何ステージあろうと同じ瞬間は決してやってきません。だからこそ、その魅力に惹かれるのだし、劇場としてそれを守りたいと思うのです。
来週以降の当劇場の公演に関しましては、当劇場の当初の指針通り劇場の運営は継続いたします。
しかし今回の事態を踏まえまして、公演を実施できるかどうかのより厳しいチェックルールを設け、それを確認できた場合には公演を開催いたします。加えてご来場頂くお客様にもお守りいただくルールの厳重化を実施し、劇場での感染を可能な限り避ける事ができる対策を取ります。
ご利用者にも、お客様にもご不便をかけますが、演劇や表現活動、そしてライブハウスや劇場が社会の悪者ではなく、必要なものであると、これまで以上に多くの方に分かっていただけるように、ご理解ご協力をお願いいたします。
インディペンデントシアター劇場プロデューサー 相内唯史
突劇金魚プロデユースGoldFish Theatre 公演の中止について
突劇金魚プロデユースGoldFish Theatre #3『GFT版 贋作・桜の森の満開の下』公演中止について
会場を移して開催を予定し、2ndでの公演準備を進めて来た本公演ですが、公演を中止いたします。
経緯と理由は以下の通りです。
(1)この1か月間に劇場に出入りした方々の中に新型コロナウィルス感染のリスクが高い方がいたことが判明しました。
(2)その方は、本公演に直接関わっている方ではございません。
(3)その方から、現在、PCR検査を受け結果待ちとの報告を受けました。
(4)劇場を使用する方、劇場に来館される方の安全を確保できないと判断し、検査の結果が確認できるまでは、公演を中止することとします。
(5)検査結果が確認できるのは、3/12中との見通しを聞いているため、確認後の判断では間に合わないと判断したため、公演の中止を決定しました。
(6)検査結果が確認でき次第、その内容によって、今後の劇場運営について検討を行い、正式に発表いたします。
この事実が確認できたのが、3/11となったため、公演直前の発表となってしまいましたことを深くお詫び申し上げます。
これまで、当劇場での公演に関して、感染者の確認や明確な催事の中止命令などが無い限り、劇場の運営を停止しない方針で、感染予防対策などに注力したうえで劇場運営を継続して参りました。しかし、この度の事態を受け、現時点では安全・危険いずれとも判断のつかない状況にあります。まず3/12の公演のみ中止し、3/13以降は検査結果を待って判断するかも検討しましたが、利用者と観客の安全に優先するものは無いと判断し、劇団と協議の上、断腸の思いで公演の中止を決定いたしました。
ご来場を楽しみにされていたお客様におかれましても、どうぞご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
会場を移して開催を予定し、2ndでの公演準備を進めて来た本公演ですが、公演を中止いたします。
経緯と理由は以下の通りです。
(1)この1か月間に劇場に出入りした方々の中に新型コロナウィルス感染のリスクが高い方がいたことが判明しました。
(2)その方は、本公演に直接関わっている方ではございません。
(3)その方から、現在、PCR検査を受け結果待ちとの報告を受けました。
(4)劇場を使用する方、劇場に来館される方の安全を確保できないと判断し、検査の結果が確認できるまでは、公演を中止することとします。
(5)検査結果が確認できるのは、3/12中との見通しを聞いているため、確認後の判断では間に合わないと判断したため、公演の中止を決定しました。
(6)検査結果が確認でき次第、その内容によって、今後の劇場運営について検討を行い、正式に発表いたします。
この事実が確認できたのが、3/11となったため、公演直前の発表となってしまいましたことを深くお詫び申し上げます。
これまで、当劇場での公演に関して、感染者の確認や明確な催事の中止命令などが無い限り、劇場の運営を停止しない方針で、感染予防対策などに注力したうえで劇場運営を継続して参りました。しかし、この度の事態を受け、現時点では安全・危険いずれとも判断のつかない状況にあります。まず3/12の公演のみ中止し、3/13以降は検査結果を待って判断するかも検討しましたが、利用者と観客の安全に優先するものは無いと判断し、劇団と協議の上、断腸の思いで公演の中止を決定いたしました。
ご来場を楽しみにされていたお客様におかれましても、どうぞご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
インディペンデントシアター劇場プロデューサー 相内唯史
2020年03月04日
新1stパワーアップ!
こんな情勢下ですが、暗いニュースばかりではやっていられません!
昨年6月に新築再オープンした新1stですが、皆様にお使い頂きながら少しずつ細かい改良を続けてきました。
本日は、年が変わって2020年に入ってからの大き目な改良点をご紹介。
(1)楽屋の鏡前がパワーアップ
新1stの楽屋は当初以下のような感じでした。
何もない壁面に鏡が貼られて浮いているのがオシャレかな?と思って施工し、好評ではあったのですが…。
秋に差し掛かったあたりで以下のように…。

そこで、色々プランして本日(3/4)施工したのがコチラ!

上下に鏡を支える木製のフレームを付けました。
このフレームは、レール状になっていて鏡とサイズがぴったり。なので鏡自体は外れたり倒れては来ませんが、左右に動かすことができます。
そう!イスの座り位置に合わせたり、出演者が少ない時は鏡を一人2枚使いしたりと、レイアウトを変えて使うことができるんです!

(2)楽屋モニターを導入
舞台上の様子を確認することのできる楽屋モニターが導入されました。上の写真の右側にちょこっと映っていますね。
暗視カメラタイプなので、暗転や暗いシーンでも舞台上の状態が確認できます。
映像信号は舞台袖部分で分岐できるようにしているので、袖中で暗視確認が必要な場合は、映像延長ケーブルとモニターのみ持ち込めばOKです!
音声は楽屋に下から十分聞こえてくるので、現在は映像のみですが、状況を見て音声のモニターも検討しています。
(3)バトン上の平行回路にスイッチを導入
バトン上に用意されていた、LED機材や音響スピーカー用の平行回路にスイッチを付けて、音照オペレーションブースで、ON・OFFできるようにしました。機材の電源のON・OFFが手元で楽にできるようになりました!
以上、小さなようで、劇場の使い勝手に大きく影響する改善ポイントでした。今後も利用者の皆様の声に応えてパワーアップして参ります。新1stを今後ともよろしくお願いいたします。
昨年6月に新築再オープンした新1stですが、皆様にお使い頂きながら少しずつ細かい改良を続けてきました。
本日は、年が変わって2020年に入ってからの大き目な改良点をご紹介。
(1)楽屋の鏡前がパワーアップ
新1stの楽屋は当初以下のような感じでした。
秋に差し掛かったあたりで以下のように…。
Before
温度変化や湿度の変化で、鏡を貼り付けていたテープがダメになってしまったようです。そこで、色々プランして本日(3/4)施工したのがコチラ!
After
このフレームは、レール状になっていて鏡とサイズがぴったり。なので鏡自体は外れたり倒れては来ませんが、左右に動かすことができます。
そう!イスの座り位置に合わせたり、出演者が少ない時は鏡を一人2枚使いしたりと、レイアウトを変えて使うことができるんです!
(2)楽屋モニターを導入
舞台上の様子を確認することのできる楽屋モニターが導入されました。上の写真の右側にちょこっと映っていますね。
暗視カメラタイプなので、暗転や暗いシーンでも舞台上の状態が確認できます。
映像信号は舞台袖部分で分岐できるようにしているので、袖中で暗視確認が必要な場合は、映像延長ケーブルとモニターのみ持ち込めばOKです!
音声は楽屋に下から十分聞こえてくるので、現在は映像のみですが、状況を見て音声のモニターも検討しています。
(3)バトン上の平行回路にスイッチを導入
バトン上に用意されていた、LED機材や音響スピーカー用の平行回路にスイッチを付けて、音照オペレーションブースで、ON・OFFできるようにしました。機材の電源のON・OFFが手元で楽にできるようになりました!
以上、小さなようで、劇場の使い勝手に大きく影響する改善ポイントでした。今後も利用者の皆様の声に応えてパワーアップして参ります。新1stを今後ともよろしくお願いいたします。
2020年02月28日
新型コロナウィルスの感染拡大防止について
新型コロナウィルスの感染拡大防止に関連して、政府要請によるイベントや公演の中止、公立学校の休校など状況が動いていますが、インディペンデントシアターは民間劇場であり、主催者(利用者)の求めに応じて劇場と付随するサービスを提供するのが使命であり商いですので、劇場の運営を継続いたします。
当劇場に出入りした人に感染が見つかった場合や、現在政府から出ている曖昧な自粛要請レベルではなく、法的根拠のある明確な催事の中止命令などが出されない限りは、劇場自体を閉鎖する事はありません。これは、今回のコロナウイルスに限らず、台風等の自然災害時でも基本的に同様の方針です。
各公演の開催に関しては、それぞれの主催者と個別に相談対処してまいります。
主催者が、公演の開催に不安・危険を感じ中止・劇場使用をキャンセルしたいという希望には個別にご相談に応じます。
劇場の見解としては、感染予防の対策を取ったうえでの公演は実施可能と考えております。
安全対策としては、主催者・劇場が協力のもと
●出演者及びスタッフは、自身の健康状態をシビアにチェックし、少しでも不安要素のある場合は冷静に申告し、降板や公演の中止を検討する。
●発熱・咳・全身痛などの症状で体調のすぐれないお客様には、ご来場を辞退して頂く。その場合の払い戻し等はお客様に不便の無いように配慮する。
●劇場の換気等を十分に行い、清掃や消毒など可能な限りの感染予防策をとる。
●お客様の接客にあたるスタッフは、可能な限りマスクを着用することとする。
●客席数(ご予約数)に余裕のある時は、可能な限り座席間の距離を取るようにする。
●終演後の面会などでは、出演者・面会者いずれもマスクの着用をお願いし、握手など身体的接触はなるべく避け、時間も短くする。
●一般的な咳・くしゃみエチケットを主催者・観客ともに厳守するように呼び掛ける。
これらの実施を基本として、必要があればさらなる対策を講じます。
文化活動・娯楽活動も経済活動です。小劇場ではそれを主たる収入源にしている人ばかりではありませんが、そこで発生する費用によって生計を立てている人も居ますし、劇場もその一つです。また自身の表現活動の為に、ほかの仕事で得た収入をその活動に使っている人も多くいます。(小劇場ではこちらが主でしょう)
それらのお金がまた衣食住などの他の経済活動に使われ、世の中を維持しています。簡単に不要不急のものとして切り捨てられるべきものではありません。
ただし、同時に決して健康や生命に優先するものでもありません。SNSなどの他者の意見に流されることなく、冷静にご自身の思想と信念、そして健康と相談し、公演の開催や観客としてのご来場を決めて頂ければと思います。
特にお客様におかれましては、ご来場は決して義務や強制では無い事を十分お考え頂き、冷静な対処をお願いいたします。ただしご予約済みでご来場されない場合は、必ず主催者にご連絡頂くようにお願い申し上げます。
なお、この方針はあくまで現在の状況において決定したものです。今後の事態の推移によっては変更する可能性もあることを予めご了承下さい。
当劇場に出入りした人に感染が見つかった場合や、現在政府から出ている曖昧な自粛要請レベルではなく、法的根拠のある明確な催事の中止命令などが出されない限りは、劇場自体を閉鎖する事はありません。これは、今回のコロナウイルスに限らず、台風等の自然災害時でも基本的に同様の方針です。
各公演の開催に関しては、それぞれの主催者と個別に相談対処してまいります。
主催者が、公演の開催に不安・危険を感じ中止・劇場使用をキャンセルしたいという希望には個別にご相談に応じます。
劇場の見解としては、感染予防の対策を取ったうえでの公演は実施可能と考えております。
安全対策としては、主催者・劇場が協力のもと
●出演者及びスタッフは、自身の健康状態をシビアにチェックし、少しでも不安要素のある場合は冷静に申告し、降板や公演の中止を検討する。
●発熱・咳・全身痛などの症状で体調のすぐれないお客様には、ご来場を辞退して頂く。その場合の払い戻し等はお客様に不便の無いように配慮する。
●劇場の換気等を十分に行い、清掃や消毒など可能な限りの感染予防策をとる。
●お客様の接客にあたるスタッフは、可能な限りマスクを着用することとする。
●客席数(ご予約数)に余裕のある時は、可能な限り座席間の距離を取るようにする。
●終演後の面会などでは、出演者・面会者いずれもマスクの着用をお願いし、握手など身体的接触はなるべく避け、時間も短くする。
●一般的な咳・くしゃみエチケットを主催者・観客ともに厳守するように呼び掛ける。
これらの実施を基本として、必要があればさらなる対策を講じます。
文化活動・娯楽活動も経済活動です。小劇場ではそれを主たる収入源にしている人ばかりではありませんが、そこで発生する費用によって生計を立てている人も居ますし、劇場もその一つです。また自身の表現活動の為に、ほかの仕事で得た収入をその活動に使っている人も多くいます。(小劇場ではこちらが主でしょう)
それらのお金がまた衣食住などの他の経済活動に使われ、世の中を維持しています。簡単に不要不急のものとして切り捨てられるべきものではありません。
ただし、同時に決して健康や生命に優先するものでもありません。SNSなどの他者の意見に流されることなく、冷静にご自身の思想と信念、そして健康と相談し、公演の開催や観客としてのご来場を決めて頂ければと思います。
特にお客様におかれましては、ご来場は決して義務や強制では無い事を十分お考え頂き、冷静な対処をお願いいたします。ただしご予約済みでご来場されない場合は、必ず主催者にご連絡頂くようにお願い申し上げます。
なお、この方針はあくまで現在の状況において決定したものです。今後の事態の推移によっては変更する可能性もあることを予めご了承下さい。
インディペンデントシアター劇場プロデューサー 相内唯史